ビタミンC効果に関する驚くべき研究結果
TV番組の中で、ある学者が
ビタミンCに関する最近の研究成果を
報告しました。
その内容は驚くべきものでした。
「ビタミンCを摂取しないと寿命が1/4になる」
というのです。
マウスによる実験
これは、マウス実験での話です。
マウスは人とは違って自分の体内で
ビタミンCをつくる機能があるそうです。
実験のためその機能を除去したマウスには、
ビタミンC を与えない。
普通のマウスには与えて、
その効果を観察したそうです。
すると、
与えられなかったマウスは2週間で死んだ
そうです。
しかも、死因は老衰。
即ち、あらゆる細胞が錆びて(酸化して)
いった結果ということです。
このことから、
ビタミンCを摂らなかったら
寿命が1/4になってしまったというのです。
人に必要なビタミンCはどれくらい?
では、人にとっては
ビタミンCをどれくらい摂る必要があるのだろうか?
1日に1000mgだそうです。
番組に出演していた野菜をよく摂る
ようにしている女優のある日の摂取量は100mg弱でした。
私もそんなものと思っていましたので、
サプリメント(マルチビタミン)を毎日飲んでいます。
気になって、袋の記載内容を確認しましたら、
なんと100mgしかありませんでした。
それもそのはず、100という数字は、
国が定めた最低基準ということなのです。
しかも、
壊血病にならないためという消極的な理由です。
積極的に効果を発揮しようとするなら、
1000mg。
その効果は、
インフルエンザ予防から美容までさまざま
ですが、寿命に影響するという実験は分かりやすいですね。
では、
どうすれば1000mgも摂れるのでしょうか?
簡単なのはサプリメントです。
ある人は10000mgも摂る人がいるそうです。
そうなると、副作用が心配になってきます。
これには、さまざまな報告があり、
3000mg以上摂っても
まれに下痢になるくらいという報告もあれば、
1000mgでも下痢という報告もあります。
「サプリメントによる1g以上の摂取は推奨しない。」
という報告もあるので、やはり1000mgが基準になりそうです。
要は、自分で実験してみることでしょうか。
実験をすすめるわけは、
すぐに(1週間くらい)効果がはっきりと出るみたいですから。
たとえば、美肌効果など。
私自身の経験で言えば、
別の記事でも書いてますように、
快便効果です。
さらに軟便になったので摂取量を減らしましたが・・。
ビタミンCは風邪や花粉症を治せるか?
以下は,私のビタミンC服用体験記です。
約1週間前、喉が渇き、鼻の奥がツン
とした感じが続いたことがありました。
その日は、4週に一度かかりつけの医
者に行く日でした。
「お変わりありませんか?」の問診に
対し、上記のことを伝えるほどの異常
感はありませんでしたが、もしかして
血圧が上がっているかなと思いました
ので、そのことを云いましたが、測定
値はいつもと変わりませんでした。
しかし、翌日、鼻水が一日中止まらな
いという事態になりました。
夜寝る時に鼻にティシュを詰めて寝ま
したが、夜中に気づくと左右ともびっ
しょりです。
初めの2日間は、夕食後(後で食前服
用であることに気づきましたが)残っ
ていた漢方の風邪薬を飲みました。
すると、流れっぱなしの鼻水は小康状
態になりました。
熱もないし、悪化しそうにもないので
医者には行きませんでした。
ビタミンCで治った!?
私は最近ビタミンCを1000~20
00mg服用し始めていました。
しかし、風邪を引いてしまいました。
なので、今回さらに3食後と、就寝前、
(おやつ時)というふうに、服用回数
を増やし、約3000mgに挑戦しま
した。
その結果、それを実践して2,3日後、
風邪を引き始めて5日めころには、
「治った!」と思いました。
風邪再発?
ところが、そう思っても、翌日出かけ
たりしたこともあってか、なんとなく
まだ「完全ではないな。」という感じ
でした。
そして、再発。今度は、少し咳も出ま
す。また、ひどくないまでも鼻水も出
ます。しかも、ボーッとした感じ。
さすがに、医者の世話になろうと観念
しました。
えーっ!?アレルギー性鼻炎?
医師の診断は、「風邪ではありません。
アレルギー性鼻炎です。春だけではな
いのです。最近多いですよ。春と同じ
薬を出しておきます。」
ということでした。
そして、花粉症では発熱しない。
あっても微熱程度。また、くしゃみは、
連続して何度も出ることが多い・・。
やはり、
私の症状に当てはまっています。
私は、花粉症で「苦しむ」という経験
をしたことがありません。なので、風
邪っぽくなると、「花粉症」とは、連
想できず、風邪と思い込んでしまって
いたのですね。
ということで、一件落着ですが、
本題の「ビタミンC」ですが、結局ど
うだったのでしょう?
まとめ
今回の体験をまとめてみますと、
1.ビタミンCは、風邪の予防になっ
たかもしれないが、アレルギー性鼻
炎の予防にはならなかったかもしれ
ない。
2.ビタミンCは、アレルギー性鼻炎
を治す(緩和する)働きをしたよう
だ。
おしっこが黄色くならない!
ビタミンC服用体験
私は、以前はビタミン剤を飲むと
尿が黄色くなりました。
あなたも経験があると思います。
ところが、今回気づいたことですが、
ビタミンCを2000~3000mgとっても
ほとんど黄色くなりませんでした。
「効きの悪いサプリメントを買ってし
まったか。」とも、
「いや、飲むタイミングが良いので、
完全に吸収されているからだろう。」
などと考えていました。
ところが、調べてわかったことは、
どうもビタミンCが尿を黄色くさせる
原因ではないようですね。
黄色くさせるのは、B2のようですね。
道理で、マルチビタミンや「ビタミン
C+B2]を服用したときは、少し色づき、
ビタミンCのみのときは色づかなかっ
た理由がわかった次第です。
ビタミンCを多く含む食品
TV番組では、
サプリメントではなくお茶の摂取を勧めていました。
お茶は、確かに100gあたり260mgというので
毎食と合間に飲んでいればかなり摂れそうです。
出がらしの茶葉を使って料理して食べれば完璧のようです。
レモン100mg,焼き海苔210mg,
ピーマン150mgあたりは、さもありなんと思いますが、
めんたいこ75mg、ハム50mg,
フライドポテト40mgというのは意外でした。
それにしても、
これらの数字は100gあたりですよ。
毎日そんなに摂るのは無理です。
やはり、お茶をがぶ飲みして
茶葉を毎日食べるのがいいのかな。
現実的には、サプリメントでしょうね。
わたし、初めはドラッグストアで購入
していましたが今はこちらの持続型の
ものをビタミンBと併せて定期購入し
ています。
ビタミンは使われないとすぐに排出さ
れてしまうので,ゆっくり吸収される
持続型がいいようです。体調に合わせ
て増やしたり減らしたりしてます。
ビタミンC大量摂取効果についてのまとめ
ビタミンC大量摂取の効果は、
ノーベル賞受賞者で、分子生物学の
創始者である、アメリカの科学者
ライナス・ポーリング博士が、
言い始めました。
ポーリング博士は1日に
18g(18000mg)摂取した
厚生労働省が言う基準摂取量は100mg
この落差は何なんでしょう?
180倍の違いがあります!
ビタミンC効果に関する研究が盛ん
厚生労働省の規準は、
壊血病にならないための基準です。
なんか,「昔」の病気が基準では
あまり参考になりません。
最近の研究では、
様々な病気の予防と治療に効果がある
と言われています。
ただし、それを証明するデータが
少ないからか、腎臓などの疾患がある
人への副作用が怖いからか
「必要以上に飲むな」という人も
今だに多くいるようです。
シミを消す ビタミンC 1日2000mg
わたしはこの1,2年間
1日1000~1500mgのビタミンCを
サプリメントで摂取しています。
これは、ポーリング博士の話を聞いたのと
テレビの番組の影響です。
テレビの番組では、
1日1000mg以上摂取すること
が必要だと言ってました。
ちゃんとした研究機関の協力で
番組を作成していましたから
信頼性は高いと言って良いと思います。
その後、過剰摂取で副作用とかを
感じたことはありませんが、
最近「シミが取れる」という情報
を得たので、調べてみました。
すると、なぜかドラッグストアには
ずらりと「ビタミンC 2000mg」
の文字が踊っています。
なぜ、2000mgなんだ?
どうも、この数字は最近の研究と
商品との折り合いで決まっている
ように思います。
というのは、
健康な人であれば、3000mgまで
問題ないようようです。
それ以上摂取したとしても、
必要な分以外は尿として
排出されてしまうわけですから
問題ないのでしょうが、
科学的データとしては2000mg
あたりが現段階ではいいのでしょう。
ビタミンCを取る時間
ところで、ビタミンCはいつ摂ったら
良いのでしょうか。
忘れなくてよいのは、朝2000mg
まとめて摂ってしまえばよいのですが、
余分は使われずに排出されてしまう
ので、賢明な方法ではありません。
やはり、食事とともにサプリメント
も摂るのがよろしいようです。
ビタミンCの効果が最大になるのは
飲んでから3時間ということからも
このことは正しいといえます。
それと、就寝中の効果もあることと
飲み忘れ防止からも、寝る前の
服用もおすすめです。
わたしも、2000mgを2,3回
に分けて習慣づけて、
シミ取りに挑戦してみようと
思います。
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