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中学生の国語勉強法をプロ家庭教師が提案します

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プロ家庭教師が薦める中学生の国語勉強法

当サイトでは,私の約10年の家庭教師経験からオススメする中学生の国語の勉強法を紹介したいと思います。

学校の授業を最大限活用する

最大のポイントは,学校の授業です。まず,授業が面白くなれば半分以上は成功です。しかし,そううまくいく場合ばかりではありません。授業がつまらない,先生が嫌い,ひどい場合は授業が成立していない(崩壊してる)などと言う場合もあることは覚悟しておかねばなりません。

しかし,たとえどんな授業であろうと,50分(週140分)の貴重な時間は平等に経過します。

この学校授業での50分を活用するかどうかでかなりの差が出てきます。塾に行くかどうかで決まる以前の話です。

中学生(特に男子)は,肉体的に著しい生長の時期に当たっている上,部活等で毎日くたくたで帰宅しますので,家での効率の上がる勉強は期待しないほうが良いかもしれません。

黙っていれば,帰宅して夕食を食べ,入浴したら即爆睡ということになりがちなのです。

なので,学校でどう授業の50分を使うかがカギとなるのです。

私は,子どもたちに次のような態度で国語の授業時間を過ごすよう提案しています。

1.教科書の文章を音読できるようにする。
2.教科書の文章の意味が分かるようにする。
3.教科書文を暗唱する。
4.教科書の漢字や語句を書けるようにする。

この4つを授業の50分のうちにやってしまうくらいの集中力が欲しいものです。

しかし,現実にはなかなか難しいところがあるので,最低限,家に帰って復習できる準備をしておく必要はあります。

そのために,自分が1回で読めなかった漢字や古語・漢語にはカナを振っておく,新出の語句や忘れていた語句にはその意味もメモしておきます。

もちろん,最近の国語授業は,コミュニケーション重視の傾向がありますので,話し合い形式の授業には集中すべきです。

それ以外の授業の合間(先生の指示する活動からフリーな時間)を利用して,進んで自学自習をする。この作業は,中上位の生徒向けかもしれませんが,書きながら漢字(語句)を暗記することができるといいですね。

眠くても毎日の自学を欠かすな

さて,最近の中学校では宿題を出す先生が多いようです。宿題の中心は大抵は自学です。これが,宿題と言われなくてもできるようになれば,学習塾や家庭教師は不必要とも言えます。しかし,現実は宿題だからこそ何とか少しでもやるというのが普通の生徒のようです。

小学校と違って,学級担任の先生と接触する時間は短いので,余程熱心な先生でない限り宿題にはするものの,自学のやり方を教えたり,自学ノートを丁寧にチェックしてくれることはあまりないかもしれません。

そのため,自学をほとんどやらないまま受験勉強の時期に入ってしまったという子も多いのです。

大事なことは,必ず毎日の自学の習慣を身につけさせることです。中学生はくたくたで帰ってきますから,帰宅すれば一息入れたいのは自然な成り行きとも言えます。

ましてや,両親とも働いていて一人となれば,おやつやゲームなどの誘惑に勝つことはかなり困難と思います。

しかし,親の管理(監視)の下でも毎日の自学は何とかやらせるようにしましょう。ここが,親の知恵の働かせどころとも言えます。

その役を塾か家庭教師に任せることもできるかもしれませんが,あまり期待しないほうが良いでしょう。

何らかの形で親の工夫で習慣づけるべきです。

たとえば,
子どもが帰宅する時間までには自分も帰宅できる仕事できるなら,夕食までの時間を自学タイムとすることができます。

この場合,できれば自分の部屋では勉強させずに親がいるところ(リビングなど)でやらせるべきです。

なぜなら,ひとりになるとやはり違うことをしてしまいがちだからです。そして,親と一緒ならば漢字の読み方や意味を教えることができるからです。また,その日の出来事を聞いたり親子の触れ合いの時間ともすることができます。

国語における自学のやり方

さて,国語の自学のやり方についてお伝えします。

自学は,基本その日にやった授業の復習をします。どの学校でも,1日5教科のうちに2~4時間程度の授業があります。なので,自学の時間に1時間取れるとすれば,1教科15分から30分程度の勉強をすることができます。

初めは5分でもいい,1行でもいいのです。とにかく,毎日やることが肝心なのです。そして,ノートに足跡を残すことが大事です。日付と教科を書いてから1行でも書きます。

国語の場合,自学は教科書文を読むことは最低限やらなければなりません。日本語が読めるということは,高校受験の準備という以前に一人の日本人として成長するために必須のスキルだからです。

学校でできなかった分,新出・既出を問わず読めない文字がないようにした上で,意味を把握しながら読むようにします。

そのためには,近くに親がいればすぐに教えてあげればいいですね。教えてくれる家族などが近くにいない場合は,辞書を引くのもいいと思いますが,単に読み方や意味を調べるのなら辞書は不要です。時間の節約を考えれば,PCやタブレットあるいはスマホで検索した方が早いという便利さを活用すべきです。

ただし,そうした電子機器は親の管理の下で使わないと,自学とは別の方に関心が行ってしまいがちなので,注意が必要です。

漢字の学習の仕方

国語の勉強というと漢字の書き取りだけをすればいいと思っている生徒がいたら,それは間違いです。中学生になったら,漢字の勉強は二の次です。

ましてや,小学生のように同じ漢字を意味もなく,5回も10回も繰り返し書くのは馬鹿げています。最悪は,間違えたまま何度も書いていた生徒を見たことがあります。

次のように練習することを提案します。

1.その日の授業で初見で読めなかった熟語(新出のものに限らない)をすべてノートに視写する。
2.それら熟語に(正解を見ないで)カナを振る。間違いを赤で訂正する。
3.各熟語を熟語で(=漢字を分けないで)正解を見ずに書いてみる。間違いを赤で訂正する。
4.間違えた熟語についてのみ,もう一度見ないで書いてみる。赤で直す。
5.間違えないで見ないで書けるまで4を繰り返します。

すなわち,熟語で書くことと,見ないで書けたら即終わるということです。

中・上位の生徒は極力漢字の練習に掛ける時間を少なくしたいものです。できれば学校で済まして家では別の勉強をすべきです。

たとえば,熟語で覚えるのではなく,もう少し長く文節か文で覚えるようにしたいですね。気に入った言い回しや新出の語句を含む文節を一行でも書かせたいですね。

もし,漢字がかなりの苦手な場合は,大人が見てやる必要があります。何を見るかというと,間違えた漢字を練習していないか,見ないでも書けるようになっているのに,何度も繰り返していないかというところです。

古文や漢文は英語の場合と同様,文で書いて憶えます。読み方が重要なので漢字だけでなく歴史的仮名遣いの平仮名にもカナを振りながら書くようにします。

学校指定のワークと国語便覧を活用する

語句の勉強は極力短時間にして,自学の半分はワークでの復習に充てたいですね。ワークでの勉強は,単元の範囲が終わるころでもいいかもしれません。

国語ワークの良さは,漢字以外の何を勉強しないといけないかが明確になることです。ワークの問題が解けない時は,もう一度教科書文に戻るしかないからです。教科書文の意味が取れていたかどうかということが確認できるのです。

また,大抵の学校で購入させていると思われる「国語便覧」は,言語事項や文法について簡潔にまとめてあるので,受験期になる前から目を通す習慣をつけておきたいものです。

まとめ

国語は,いわゆる暗記科目とも言えるかもしれませんが,それにしては膨大な「言葉」を高校受験勉強を始める中3後半になって始めて成績を上げられるようなものではないと思います。

その意味では,小学校からの毎日の積み重ねがものを言うのです。毎日の自学が重要なのは,3年生になってからも変わりません。数学や英語と違って文字通り「自学自習」できるので毎日こつこつと頑張ってほしいと思います。

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