広告 旅・イベント・食

栃木秋祭りの歴史と山車(だし)

栃木秋祭り 2023年は開催しません

栃木秋祭りは、栃木市で2年に1度開催されるお祭りです。なので、残念ながら2023年は開催年ではありません。

開催される年の期間中は、江戸時代後期から明治時代にかけて舟運で栄えた「小江戸とちぎ」の街を、9台の人形山車と1体の獅子頭が練り歩きます。

栃木秋祭りの由来は、明治7年(1874年)に行われた「神武祭典」で、豪華な2台の江戸型人形山車が使われたことに始まります。その後、各町が新たに人形山車を制作し、栃木で慶事がある都度にこれらの山車を市中で披露するようになりました。

昭和12年(1937年)以降はほぼ5年毎に山車祭りが開かれるようになったため、栃木秋祭りは「5年に一度のお祭り」として親しまれています。

とちぎ秋祭りの山車

栃木秋祭りの山車は、江戸型人形山車と呼ばれ、江戸時代に創られ、天下祭り(江戸山王祭)に巡行していた「静御前」や、人形師・三代目原舟月などの名工たちの手による人形山車が競い合うように繰り出し、町をあげて開催されるようになりました。

山車のサイズは高さ約15m、幅約5m、重さ約20tにも及び、山車の上には、日本武尊や弁慶、桃太郎、関羽、劉備など、日本や中国の歴史上の人物や神話や童話の登場人物たちが乗っています。

山車は、山車蔵と呼ばれる倉庫で保管され、祭りの前には、山車師や町内会の人々によって、丁寧に修復や点検が行われます。

栃木秋祭りの見どころ

栃木秋祭りの見どころは、なんといっても人形山車の華麗さです。江戸時代の職人技が息づく、精巧な彫刻と繊細な刺繍は、見る者を圧倒します。

また、山車同士がお囃子を競い合う「ぶっつけ」も、栃木秋祭りの名物です。夜の闇に浮かび上がる山車と、迫力満点の太鼓の音は、まさに圧巻です。

栃木秋祭りは、栃木市の伝統と文化が詰まった、2年に1度の一大イベントです。ぜひ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

とちぎ秋祭り公式ホームページ

スポンサーリンク

検索エンジン

-旅・イベント・食
-,