辛かったらやめればいいんです。
しかし、「何をやめるか」が重要です。
体が辛ければまず今日の仕事を休もう
残業続きであったり、休日出勤続きであったり、有給未消化だったり、日本のサラリーマンは相変わらず良く働きますね。しかし、現代は昔と違い無理しなくてもよい環境は整っているのです。
まずは、健康第一です。伊達に決められている労働時間ではありませんので、無理な勤務が続けば健康に影響してくるのは当然なのです。「つらい。やめたい。」という思いがよぎったら、まずは休みましょう。誰に遠慮することもありません。体の健康も心の健康も保てる人こそ本当の人材であるはずです。体を壊して会社を辞めたり、精神的に追い詰められて自殺に追い込まれたりという状況になれば、世間では憐れんでくれるでしょうが、家族にとっても本人にとっても良い結果とは絶対に言えないはずです。
仕事辞めたいけど言えないなんて情けない!
あなたの職種にもよるでしょうが、あなたが「単なる労働力」としてしか見られてなければ、経営者はあなたがやめても補充すればいいだけです。もしあなたが役立たずであれば、逆に喜ばれるでしょう。
「人手不足なのでやめられては困る。」と言われれば、少しは嬉しいかもしれませんが、裏を返せば「雇った者がすぐに辞められてしまう程度の職場」ということで、ブラック企業を証明しているようなものです。
自分を守るためです。まずは、「具合が悪いので休みます(「休ませてください」ではありません)」と切り出しましょう。
好きなだけ休めばいいのです。そのうち困って首にしてくれます。もちろん、良い職場ならば、休んだ後また迎えてくれるでしょう。
どうしてもすぐに休める状況でなければ、せめてノー残業や休日出勤無しを実行すべきです。このような当然の権利を行使できないとすれば、あなたは奴隷でしかありません。どの職場に変っても,また同じように都合よく使われてしまいます。
NO!と言える人間になろう!
自分が楽をするために人に仕事を押し付けたりする人がいる一方で、嫌とは言えず何でも引き受けてしまう人もいます。あなたはまず、「No!」とはっきり言える人間になりましょう。
もしあなたが単なる労働力でなく専門職だとしたら
あなたは、あなたの専門的技能を生かそうと思ったか、伸ばそうと思って今の職場に望んで入ってきたのでしょう。
それなのに、見当違いの職場だったのでしょうか。
もし、あなたの職場が大きな規模の企業であるならば、機会あるごとに「自分は・・の仕事をしたい」とか「「・・の部署で働きたい」とアピールすべきです。アピールしているにもかかわらず未だに実現しないとすれば、それはあなたの働きぶりを観察しているのでしょう。
ならば、少々つらくても実績を示せるまで頑張るしかありません。
仕事を辞めたい理由が人間関係?乗り越えましょう!
ただし、もしあなたの辛さが「人間関係」にあり、それがパワハラやセクハラに当たるものであるなら我慢する必要はありません。昔と違って、泣き寝入りする必要がないからです。
いずれにしても、あなたは人間関係問題をどう乗り越えるのか試されていると捉えるべきです。すなわち、ハラスメントに対して、
- 泣き寝入りするタイプなのか。
- 外部に訴えるなど騒ぎを起こすタイプなのか。
- 知略を用いて問題の相手を排除することができるのか。
等々試されていると考えましょう。もし、あなたが今の会社に未練があるならば、3の方法を取るべきです。信頼できる職場の先輩などに相談して、問題の人物を排除するか、あなたが他の部署に移るかの画策をすべきです。
もちろん、会社に未練がないのであれば、2の方法もありです。その意図をちらつかせるだけでもうまくいくかもしれません。たとえば、笑いながら「課長そういうのやめてください。ハラスメントっぽいです。」と周囲に聞こえよがしに言ってみましょう。で、改まらないようならば、即部長等上の上司に訴えればいいのです。
まずは、休みましょうね!