数学が苦手な中3が作新を受験する場合
の数学勉強法
頑張ってきた部活を終えて,ふと気づく
と進学という大事な問題が目の前にあり
ます。
県立と作新を受けることに決めたけど,
希望の学科をパスするには
点数が足りないことを知りました。
特に数学はほとんど授業についていけま
せん。
それもそのはず,中学校入学以来まとも
に勉強してこなかったのですから仕方あ
りません。
でも,大丈夫。これからでも苦手な数学
の点数を上げる極意を紹介しましょう。
作新総合進学部・情報科学部を受ける生
徒の数学勉強法
ここでは,総合進学部・情報科学部を受
ける生徒の数学勉強法を提案したいと思
います。
これに該当するほとんどの生徒は,1月
に作新,3月に県立高校を受験するつも
りのお子さんと思います。
効率的な数学勉強法の概要は次のとおり
です。
12月までの勉強法
Aコース
・11月までに1~3年で学習した事項のす
べての復習を終了する。
・12月に作新の過去問に当たって,苦手
項目を再度復習する。
作新の過去問集はこちらで買えます。
Bコース
・過去問にあたりながら,作新の頻出問
題に絞って復習する。
1,2月の勉強法
Aコース
・作新入試の反省をもとに基本事項を再
度復習する。
・三平方の定理や標本調査など1,2月に
学校授業で学習する事項をマスターする。
Bコース
・県立の大問1,2の事項を徹底的に復
習して正答率を上げる。
作新と県立の数学過去問頻出問題
それぞれ次のようになっています。
作新
計算,文字と式,1次方程式,1次方程式
の応用,展開,因数分解,2次方程式,
確率,相似
県立
計算,文字と式,展開(因数分解),
√計算,比例・反比例,相似,連立方程
式,確率,2次方程式,作図
Y=ax2応用,資料の活用,規則性
極端に数学の力が低い場合の対処法
受験生の中には,1,2年の数学どころか
小学校算数まで戻る必要のある子もいる
と思われます。
その場合は,焦らずに短期で点数を上げ
ることの可能な他教科の学習に重点を移
すことを考えましょう。
しかし,作新の頻出事項は高校進学後も
重要な基本的事項になりますので,2月
までには一歩一歩マスターさせてやりた
いものです。
そのためには,自力で乗り越えることは
困難と思いますので,家庭教師や塾の力
を借りたほうが得策かと思います。
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