口内炎にはリポビタンD?でも常用は危険
リポビタンが効くことは間違いないようです。
それは、わたしの掛かりつけ医や歯医者さんも認めていることからも分かります。
おそらく、「一般用医薬品」としてきちんと分類されているから医者もそのように言えるのでしょう。
そして、口内炎に効く根拠としては、リポビタンDにビタミンB2とB6が含まれているからです。
私も口内炎になりやすい体質のため、医師に相談することがありますが、すると決まってビタミン剤を処方してくれます。市販で買うよりも断然安いですね。
最近は、通販の定期購入でビタミンB類とCのサプリを買って、毎日飲んでいますので、ほとんど口内炎になることはなくなりました。なるときは、誤って口中の肉を噛んでしまった時くらいですね。
そういう時は、サプリに加えてリポビタンも飲んでます。リポビタンは毎日は飲みません。
そもそも「リポビタン」 意味と成分・効能は?
「リポビタン」とは、リポクラシス(脂肪解)」のリポ、「ビタミン」のビタン、からできた造語と言われています。主成分のタウリンに強肝、解毒作用があるので、肝臓の機能であるリポクラシスから来ているわけです。
そして「D」は、「リポビタンC」の次だからという理由と、「Delicias・Dianamic・Drink」の意味とを込めたDだったようですね。(ちなみに、ビタミンDが入っているからというのは間違いです。)
リポビタンDの効能・効果
大正製薬で公表しているリポビタンDの「効能・効果」は、次の通りです。
☆体力、身体抵抗力又は集中力の維持・改善 ☆疲労の回復・予防 ☆虚弱体質(加齢による身体虚弱を含む。)に伴う身体不調の改善・予防:骨又は歯の衰え ☆日常生活における栄養不良に伴う身体不調の改善・予防:肩・首・腰又は膝の不調、疲れやすい・疲れが残る・体力がない・身体が重い・身体がだるい、肌の不調(肌荒れ、肌の乾燥)、二日酔いに伴う食欲の低下・だるさ、目の疲れ ☆病中病後の体力低下時、発熱を伴う消耗性疾患時、食欲不振時、妊娠授乳期又は産前産後等の栄養補給 |
リポビタンDの成分
また、成分( 100mL中)は、次のようになっています。
タウリン 1000mg イノシトール 50mg ニコチン酸アミド 20mg チアミン硝化物(ビタミンB1) 5mg リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2) 5mg ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) 5mg 無水カフェイン 50mg 添加物:白糖、D-ソルビトール、クエン酸、安息香酸Na、香料、グリセリン、バニリン |
リポビタンDはいつ飲むのが良いのか
基本的に栄養ドリンクはいつ飲んでも良いようです。
ただし、カフェイン入りのため寝る前は要注意です。ちなみに私の母は寝る前に飲んで、「よく眠れる」と言っていました。寝ている間の疲労回復にも効果的だからでしょうか。
逆を言えば、カフェインやビタミンには脳の働きを活発にし体を元気にする効果があるので、朝出かける前に飲むのが効果的と言われています。
ビタミンのことを考えれば食後に飲むのがより効果的かもしれません。しかし、私は疲労回復を目的に飲むとき、たまたま食前に飲むことが多いのですが、さすが「食欲不振に効く」とあるように、お腹がグーっと鳴って食欲が増すことに気づき、「効いたな。」と思うことが多いですね。
また、肝機能強化ということから、飲みに行く直前に飲む方がいるようですが、わたしはいつもより多めに飲んでしまったかなという日は、就寝前に飲むようにしています。
リポビタンアルコベールが二日酔いに効果
二日酔い予防のために飲むウコン入りのリポビタンが最近人気のようですね。
リポビタンD自体が元々は「強肝、解毒作用」ということで開発されたものですが、そこにクルクミン(ウコンの根茎)と乳酸菌を加えたものがリポビタンアルコベールです。
強肝のリポビタンが肝臓に良くない?
栄養ドリンクの飲み過ぎで死んだアメリカの少女の親が製薬会社を相手取って訴訟を起こしたというニュースがありました。
何事も、「過ぎたるは及ばざるがごとし」で、一日4,5本も飲めばそういうこともあるでしょう。それ以来かどうかは確認してませんが、リポビタンの飲み方の説明には、「1日1本」と明記されています。リポビタン等栄養ドリンクにはアルコールが含まれている物が多いんですね。そりゃ、14歳の少女が毎日4,5本もアルコール入りドリンクを飲んだら、まずいことになりますよね。
また、注意が必要なことは、肝臓に悪いアルコールと薬剤性肝障害の原因になる可能性のある風邪薬を一緒に飲むと、「肝機能を高めるはずの栄養ドリンクが肝機能を悪化させるものになってしまう」と警告する医師もいるんですね。
風邪をひいたときには、ビタミンドリンクではなく錠剤のビタミン剤を飲むほうがいいというわけです。