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浦和レッズの2022シーズンユニフォームがここ数年で一番カッコよく、メンバーもここ数年で一番期待感を持てる理由

2022年の浦和レッズのユニフォームは、個人的には、ここ数年で一番カッコいいのではないかと思いました。

ゲームシャツとしてカッコよいのはもちろん、このユニフォームをより印象深いものにさせるような試合がありました。

そして、その試合が、2023年以降の浦和レッズに期待を持たせるような、素晴らしい展開でした。

あくまで、一人のファンの独り言として、優しい心で読んで頂ければ幸いです。

浦和レッズ2022のユニフォームは襟付き

 2022年のユニフォームは、襟は白と赤、全体的にスマートな印象です。2021年のユニフォームは、襟はなく、全体的に柄の入ったモデルだったので、大きく印象が変わったように感じます。

 チームの滑り出しも好調で、シーズン開幕前の、2022年ユニフォームの初戦であるゼロックススーパーカップでも、前年リーグ王者の川崎フロンターレを破り、優勝しています。

しかし、新型コロナウイルスの影響もあり、肝心のリーグ戦は低迷。ACLも、なんとかやりくりの上、多少運にも恵まれながら、とりあえず決勝トーナメントまで進出しました。

正直、ここまでは、2022年のユニフォームの印象は、「期待外れのシーズンのユニフォーム」でした。

ACL決勝トーナメントの後 2022年浦和レッズの印象が変わった

 迎えたACL決勝トーナメント初戦、浦和レッズは5-0と快勝、続く試合も4-0で勝利します。

 対戦相手がJリーグのレベルよりも劣る、加えてホーム埼玉スタジアムでやれるアドバンテージがあるとはいえ、なにが起こるかわからない、一発勝負の緊張感あるトーナメント戦、2試合連続の大量得点での勝利に、浦和レッズファンのボルテージは徐々にあがりつつありました。

 極めつけは、準決勝、相手は韓国王者の全北現代との試合でした。

 前後半90分では決着が付かず、延長戦へ突入します。延長後半116分に全北現代にゴールを許すものの、終了間際に浦和レッズがゴールを決め、2-2として勝負の行方はPK戦に委ねられます。このPKで、見事勝利し、決勝進出を決めたのでした。

 リーグ戦では見られなかった、最後まで諦めない、熱い気持ちを持った選手たちと、素晴らしい試合を見て、今年の浦和レッズの印象が変わった、そして強かった過去の浦和レッズと重なった試合でした。

ACL放送後、浦和レッズのユニフォームが浦和から消えた

 準決勝の試合放送翌日に、私もテンションが上がり、浦和の街を歩いてみることにしました。さぞ盛り上がっていることだろうと思っていましたが、想像以上でした。

 まず、浦和駅の中にあるオフィシャルショップへ行ってみると、2022年のユニフォームが完売でした。同じタイミングで来店したカップルが「ここもないかぁ」と言っていました。ここも、という言葉が引っ掛かり、浦和駅近辺のスポーツショップを回ってみましたが、完売でした。

 ついでに隣町にある大型サッカーショップに行っても、完売でした。ほかのJリーグや海外クラブや代表チームは、山のように在庫があり、割引セールをしているくらいなのに、浦和レッズのユニフォームだけは完売でした。今では、通販のレプリカくらいしか手に入らないようです。

2021年の天皇杯優勝も劇的でしたが、このような現象は起きませんでした。あのACLでの好ゲームがもたらした影響を身近に感じた出来事でした。

2022年の浦和レッズの選手の今後に期待できる理由

 2022年の浦和の街に、ちょっとした社会現象を巻き起こした浦和レッズですが、再開したリーグ戦では大苦戦しました。ですが私はこのメンバーの今後に、とても期待をしています。

https://twitter.com/sasai_chiwori/status/1578680357352013824

 まず大舞台での熱い戦いを、西川選手、酒井選手ら経験豊富なメンバーに加えて、伊藤選手、松尾選手、大久保選手、大畑選手、小泉選手、明本選手ら若いメンバーで戦うことができたことです。

 リーグ戦では上手くいかないこともありましたが、大舞台での経験は、必ず今後に活きてくると思います。

 加えて、欧州からやってきた外国籍の選手たち、ユンカー選手、ショルツ選手、モーベルグ選手らは非常にハイレベルで、チームでの連携も良くなっています。ここに、シャルク選手、リンセン選手というハイレベルな選手もまだいますので、彼らがフィットしたときにはさらに厚みを増すことになります。

 このように、2023年以降の浦和レッズにも、とても期待しています。そしてまた、カッコいい新ユニフォームが発表される日を楽しみにしています。

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