おすすめの理由は、ずばり子どもが楽しめるからです。「博物館」というより「おもちゃ」に重点があるのです。(大人が期待する博物館ならこちら)
また、隣接した敷地は広大な入場料無料の「とちぎわんぱく公園」があるからです。広大なため、大型連休などのシーズンでさえ駐車場に困るようなことがありません。おもちゃ博物館も入場制限などと言うことがありません。
ましてや、平日は遠方からの団体がバスでやってくる程度で、天国とも言える状況です。
「おもちゃのまち」がある壬生町
栃木県壬生町は、「おもちゃのまち」という駅と地名があることで有名な町です。昔、東京葛飾にあったおもちゃ工場が多く移転してきて新しい街ができたのです。
残念ながら、最近は工場の海外移転などもあり、おもちゃのまち駅近辺は「おもちゃ」という言葉のイメージからはちょっと離れたさみしさがありますが、この「おもちゃ博物館」に来れば、子どもにとっては文字通りのおもちゃ天国とも言えるでしょう。
壬生町おもちゃ博物館は幼児の遊び場として最適
壬生町おもちゃ博物館は、何回かリニューアルをしていて、近年は全体の印象として対象を幼児にシフトしてきているように感じます。なので、小学生でも高学年にもなると満足できないかもしれません。なので、団体利用は幼稚園、保育園、特別支援学校(学級)の利用が多いようです。雨天時の昼食スペースもあるので利用しやすくなっています。
壬生町おもちゃ博物館は鉄道模型の部屋が面白い
別館2階は「鉄道模型の部屋」になっています。ここは、本館とは違って中学生以上大人まで楽しめる鉄道ファンの場所とも言えます。NゲージとHOゲージのジオラマで、大手おもちゃ工場が提供するミニチュアの列車を走らせることができます。
運転体験をすることができ、有料で小学生以下は大人同伴が条件ですが、休日には予約して待たなければできないほどの人気です。
壬生町おもちゃ博物館・鉄道模型の部屋は2歳でも楽しめる!
最近2歳の男の孫が電車のおもちゃに興味を持ち始めたので、試しに連れて行きました。どうせ大した興味を示さないだろうと思っていましたが、驚いたことにしばらくの時間くぎ付けになって、無料でON-OFFして電車を動かせるコーナーから離れず、後ろに並ぶ人ができたのを機に「こうたいね。」と声かけるまで飽きませんでした。
また、お兄ちゃんたちが操作して動かした列車が駅に停まると「いってー!」と大声を出して楽しんでいました。
壬生町おもちゃ博物館はわんぱく公園に隣接で2倍楽しめる
荒天の日は、おもちゃ博物館だけで十分ですが、やはり天気のいい日に来るのが最高です。
知らない人は同じ敷地内と思うのですが、おもちゃ博物館は壬生町が運営し、わんぱく公園は栃木県が運営する区域です。
しかし、名前の通り親子で一日ゆったりと過ごせるスペースになっています。こちらは広大な区域なのでたとえ休日でもゆったり感はなくなりません。
なので、遊び疲れなければ両方楽しめます。