栃木県を世界の「日光県」に改称しよう
都道府県魅力度ランキングで最下位の栃木県
2020年度都道府県魅力度ランキングで栃木県
は最下位になってしまいました。
これに対して、自治体の首長の中には「疑問
だ」とか「下から数えれば一番だ」とか呑気
に構える方もいますが、県内経済界や観光業
界は、このまま放っておくわけにはいかない
でしょう。
これまで、栃木県に誘客するためにデスティ
ネーションキャンペーンをやったり、農業を
活性化するために「いちご県」キャンペーン
や、栃木の米キャンペーンなど様々な努力を
重ねてきたと思います。
それらの努力に冷や水をかけられたわけです
から、関係者は大慌てではないでしょうか。
関係者とは、いろいろ考えられますが、11月
の知事選挙にどう影響するか興味津々です。
今回の結果を甘く見た方は、痛い目に合うか
もしれませんね。
都道府県魅力度ランキングを上げるには県名変更がいい!
しかし、ランキング評価を上位に上げる秘策
はあります。
それは、県名を「日光県」に改称することで
す。あれほど「いちご王国」のキャンペーン
をやっても最下位になってしまったわけです
が、「世界の日光」ならば、市区町村では
2020年も13位と健在だったわけですから。
県名変更は法改正すれば可能
県名改称のためには法改正が必要ですが、先
行している滋賀県や福島県と協力すれば、実
現も不可能ではないはずです。
否、むしろ実現までのキャンペーン自体に宣
伝効果があります。
福島県は原発の風評被害から立ち直るために
も県名変更が必要ですが、滋賀県は栃木県同
様に何と言っても観光資源が豊富な割に県名
が浸透が悪いので、なかなかランキングが上
がりません。
滋賀では、「近江県」とか「琵琶湖県」への
変更論が大真面目になされていますが、栃木
県でも大真面目に「日光県」への変更を議論
すべきであると思います。
歴史を遡れば、明治初期の廃藩置県のときに、
下野の国では、初め栃木県と宇都宮県などと
ともに「日光県」も実在していました。
「日光」は、日本の歴史上の地位も高いし、
世界的にも有名です。また、語源的にも漢字
の書きやすさから言っても「栃木」より勝っ
ています。
栃木市民から反対論が出るかもしれませんが、
栃木市自体「栃木県の栃木市」よりも「日光
県の栃木市」の方が知名度がアップするでし
ょう。これは、宇都宮市などほかの市町にと
っても同様ではないでしょうか。
夢は日光県への首都機能移転
栃木県が晴れて日光県になったら、次は首都
機能を日光県に誘致する議論を再び盛んにす
ることです。今度は、世界に向けてもキャン
ペーンを発信していきましょう。
まずは、日光市民や観光業界が本気になるこ
とからスタートすることができるでしょう。
そこまでやる気のある栃木県人がどれだけ出
るかが楽しみです。