ドラマ「メイちゃんの執事」の世界 ことのはじまりは
このドラマの主人公東雲(しののめ)メイは,田舎のうどん屋の娘で、両親を助けながら友達とも楽しく過ごしていました。
そんな時両親が交通事故にあい帰らぬ人となります。そのため友達の家で暮らし始めうどん屋も続けます。そんな時男が目の前に現れて、その人がメイちゃんの執事になるという柴田理人だったのです。
メイちゃんの父親は本郷財閥の御曹司でしたがうどん屋をやり普通の暮らしを選びました。
メイちゃんは嫌だったのですが実祖父からの勧めで、「聖ルチア女学園」に転入することになります。
お嬢様と執事
そんなわけで学院に来たのですが理人様人気はすごくて、ほかのお嬢様も自分の執事以上に気になる存在です。
理人様はSランク執事です。そのうえイケメンの中のイケメンです。この学院は一人のお嬢様に一人の執事が付きます。しかも全員イケメンです。執事ランクはS、A~Cがあり理人様は最高ランクです。
庶民として生活してきたメイちゃんはお嬢様と執事の関係にはじめは驚かされます。執事たちは授業中本のページをめくったり、庭園の小川ではお姫様抱っこをしてわたり、風で髪が乱れればとかしてあげます。何から何まで執事任せなのです。
そんな中,田舎っぽいメイちゃんをクラスメイトのリカ、凛、不二子が伝統のデュエロや調理実習発表会などで意地悪をしてきます。でも理人様がメイちゃんを助けてくれます。
その他に天才児みるくちゃんや学級委員の泉もメイちゃんのことをあまりよく思っていません。
ルチア様と忍の存在
ルチアとは、最高レディの称号で本名は本郷詩織。本郷家に養女で入りかつて自分の執事だった理人様を同じ後継者候補のメイちゃんから取り返したいと考えています。
そのために今の執事忍様が陰でいろいろと策略します。そして、本郷家の後継者に詩織様をつかせるためにも忍様は動きます。そこまでするのはルチア様を慕っているからです。
ルチア様に恩義があるタミというお嬢様も彼を手伝います。
タミは途中から本性を現します。それまではメイちゃんの前では少し風変わりなお嬢様を演じていました。
メイちゃんと理人様の変化
メイちゃんにとって唯一落ち着ける場所はオンブラ(陰)寮です。寮はお嬢様のランクによって分けられています。ここは最低ランクなので見た目からしてメイちゃんはオンボロ寮と言ってます。でも部屋には執事部屋もあり理人様と一緒なのです。
最初は理人様をよく思ってなかったメイちゃんもだんだん打ち解けていきます。意識するようになります。
実は理人様は1年以上前からメイちゃんのことを知っていて彼女の生活を垣間見ていました。だからその時からお仕えするならメイちゃんと決めていたのです。
そうして彼もだんだんと執事としてではない気持ちを持つようになります。
理人様の弟剣人
剣人はメイちゃんの幼なじみで出来のいい兄を嫌っていますが、メイちゃんのことが気になり見習い執事になります。それからはメイちゃんと理人様を近づける存在になっていきます。
メイちゃんの優しさと勇気
この学園で個性豊かなお嬢様と執事に出合い助けたり応援されたりして、みんなが仲良くなっていきます。メイちゃんの人を思いやる心がお嬢様たちを変えていきます。
メイちゃんは理人様や両親が残してくれた手紙に励まされて勇気をもらい、後継者になるため詩織と対決します。メイちゃんは勝利しますが詩織は理人様も後継者もかなわず死を選ぼうとします。それをメイちゃんは止めます。そして詩織に逆に感謝します。あなたがいてくれたから私は普通の生活をしていられたといいます。これにより詩織も変わります。
本郷家の後継者になってもメイちゃんの学園生活は変わらず、ただ理人様とのラストシーンは期待通りです。