黒執事の魅力
このお話の独特な世界観は、シエルの家族を奪った存在への復讐や、契約によって彼の手足となりその超人的な力を発揮するセバスチャンの活躍も大きな見どころになっています。コミカルな要素も多く、残酷でシリアスな場面とのギャツプも魅力の一つです。
あくまで執事ですから
このお話はマンガが原作で今も30冊以上続いています。アニメは3期まで出ています。
それは悪魔が執事をやっていること、しかも何をするにも完璧で見た目もかっこいいし礼儀正しいうえに、戦闘も強いところが見ていて飽きないです。
19世紀末期のイギリスが舞台です。名門貴族ファントムファイヴ伯爵家にはあらゆる分野で完璧な、セバスチャンミカエリスという執事がいます。
12歳の幼い当主シエルファントムファイヴの命令を忠実に行い、使えない使用人の分までフォローしています。
ファントムファイヴ家の裏の顔
実はファントムファイヴ家は裏社会に属していて「女王の番犬」としてシェルも任務をこなしています。シェルは両親を殺害されてみずからも誘拐され、怖い思いをした過去があります。そこでセバスチャンと出会います。彼は悪魔であるセバスチャンと契約し復讐を果たすために動きます。
使用人のバルド、メイリン、フィニアン(通称フィニ)も戦闘能力をセバスチャンに買われたのです。お屋敷を守るのが彼らの仕事です。
そしてファントムファイヴ家の表向きの顔は、玩具おもにラビットの人形が人気のある会社を経営しています。
黒執事 彼らを取り巻く事件
「切り裂きジャック」
娼婦が全身を刃物で切り裂かれます。
「カリー」
住民が公衆の面前で逆さ吊りにされます。
「サーカス」
ノアの箱舟サーカスが立ち寄った街で、子供たちが行方不明になります。
「豪華客船」
病院が死者をよみがえらせてその裏には秘密結社が関わっていることがわかり、死神まで介入してきます。
黒執事 登場人物
セバスチャンミカエリス
容姿端麗あらゆる面で完璧です。表向きは物腰も柔らかく謙虚ですが、遠慮もなく主人のシエルに毒舌を言ったり使用人のフォローをさせられて、心の中で暴言を言ったりします。
正体は悪魔です。シエルと契約し「嘘をつかない」「絶対服従する」「復讐が終わるまで守り抜く」ことになります。
最初のころの彼は料理もできず鍛錬などで今の完璧な執事になれたのです。
決め台詞は「私はあくま(悪魔)で執事ですから」「ファントムファイヴ家執事たるものこのくらい出来ないでどうします。」「イエスマイロード(御意ご主人様)」
シエルファントムファイヴ
通称「坊っちゃん」物語開始時12歳です。ファントム社社長で実業家。わがままで傲慢、冷静沈着で目的のためなら手段を選ばないです。逆境に屈しない強さがあります。
片目に眼帯をしているのはセバスチャンとの契約で自らの魂を対価にしたからです。
フィニアン(フィニ)
庭師(ガードナー)元気で明るい16歳。怪力の持ち主です。人体実験の被害者です。
メイリン(美玲)
メイドで丸眼鏡をかけた23歳です。極度の遠視で凄腕の狙撃手です。また動きも機敏で二丁拳銃も使いこなせます。実は美人。組織からの暗殺命令に失敗してセバスチャンと出会います。
バルドロイ(バルド)
ファントム家の料理人。元はベテラン軍人で料理は作れず火炎放射器などを使ってダメにします。フィニやメイリンのリーダー的存在です。
黒執事 その他の登場人物
ラウ
常にシエルたちをそれなりに助けてくれる存在です。ギャングのボスですがそう見えない優男です。表向きは「貿易会社」をやっています。
グレルサトクリフ
死神派遣協会回収課の一人です。セバスチャンのことが好きで追いかけ回していますが本命は別の人です。
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