子育て支援センターとは、その名の通り、子育てをする親と子供をサポートし、交流を深める施設です。
就学前の0歳から6歳までの乳幼児が利用対象とされています。(施設によっては異なる場合もあるので、お住まいの地域の支援課または支援センターに確認してください。)
それでは支援センターとはどういうところなのかを紹介していこうと思います。
子育て支援センターは子育て相談の場
子育てには悩みがつきものです。特に初めて育児をするお母さんお父さんは、初めての育児で悩んでしまうことも多々あるでしょう。
例えば、お風呂の入れ方、ご飯のあげ方、他の子と比較したときの成長速度など、支援センターではこういった悩みや不安に寄り添ってくれるところです。
なぜなら支援センターには保育士が何人か在籍しています。なので育児のあらゆる相談を聞いて適切なアドバイスをしてくれるのです。個別に時間をとって、相談を聞いてくれる日を設けている施設もあります。
子育て支援センターは子育て情報提供の場
支援センターでは、地域の子育て情報を掲載したハンドブックの発行や育児に役立つ情報を発信しています。施設によっては、座談会や講座を行なっているところもあります。
子育て支援センターは孤独解消の場
昼間1人で育児を担っている家庭は多いと思います。また子育てのつらさを共感できる人がいない人も少なくないでしょう。子供が小さい時は会話もなかなかできないので、子育てしている中で孤独を感じてしまう時もあります。
支援センターは同じ地域で生活している親子が交流を持つ場です。なので同じような子育ての悩みを持つ人と相談し合ったり、子供の微笑ましい行動を共感し合ったりすることができます。
そうすることで、昼間の孤独感から解放されリフレッシュできるかもしれません。
子供と2人きりの時間に行き詰まった時に、足を運んでみるのもいいでしょう。
子育て支援センターは子供の遊び場
施設の中には、たくさんの玩具や絵本があり、親子が自由に遊ぶことができます。外遊びができる施設もあるようです。支援センターには自宅にはない玩具や絵本を利用できるので、子供にとっても嬉しい場ですね。
また絵本の読み聞かせや、親子で作業する作品作りなどの様々なイベントも行っています。施設によってイベントや実施日は異なりますので、確認していくといいでしょう。
そして就学前の乳幼児が集う場なので、お友達ができたり、他の子の動作を見て学ぶこともできます。自宅では得られない刺激を子供に体験させてあげられます。
その他
支援センターでは、子供の身体測定もできます。身体測定の日を設けている施設もありますが、その日以外でも保育士に測定したい旨を伝えると測ってもらえるでしょう。自宅では体重や身長を測ることはなかなか難しいので、助かりますね。
コロナ禍での注意
以前は支援センターを利用する際、基本的に予約をすることなく気軽にいくことができました。
しかしコロナ禍で利用時間、利用方法が変わってしまったところが多いです。予約必須となる施設がほとんどだと思いますので、利用する際は電話をしてから行くのが良いでしょう。
まとめ
育児相談や育児情報の提供、また親子交流ができる支援センター。何か育児で悩んだり孤独を少しでも感じた際は、一度足を運んでみるといいでしょう。
支援センターに行くことで、悩みや不安、孤独を軽減できるといいですね。