私は現在、二人の娘の子育て中です。上は5歳、下は1歳です。今回のお話は、お風呂上りと寝かしつけについて我が家のルーティーンをご紹介したいと思います。
子育てルーティン 我が家はお風呂上りにストレッチ
我が家は、お風呂上りにパジャマに着替えてから、ストレッチをすることがルーティンになっています。
私の場合、学生時代からになりますので、かれこれ20年以上継続していることになります。始まりは、当時のサッカー部顧問からの指示でした。
「風呂上りは、身体が温まって柔らかくなる。柔軟性を付けるために毎日実施するように」体育大学出身の顧問は、それなりのエビデンスを持って指示をしていたとは思いますが、今振り返っても、それをまさか20年も続けるとは、自分でもよくやってきたな、と感心したりもします。
習慣になり抜けなくなったストレッチを親になっても続けていると、自然と娘もストレッチをマネし始めました。3歳くらいだったかと思います。
一度も強制したことはありませんが、子供ならではの柔軟性を、より磨く良い機会になりました。これはチャンス、と考え、しれっと私が体幹トレーニングを風呂上りに見せると、やはりそれもマネし始め、今では正式にメニューに組み込まれているようです。
このストレッチが継続しているポイントは、強制しなかったこと、娘のできたことをしっかりほめてあげたことにあると思います。娘にとっては、褒められることはあっても、怒られることはない、ストレスの少ない活動だったため、継続できていると考えています。
柔軟性は、スポーツの際のけがの防止、プレーにおける幅の広がりをもたらしてくれる重要なポイントのため、今後も継続してほしいと思います。
特に、股関節の柔軟性は、プレーの幅に大きく影響しますが、ストレッチをしないとすぐに柔軟性が失われてしまうため、このストレッチが継続してくれることを期待しています。
子育てルーティン 我が家の寝かしつけは読み聞かせ
我が家のルーティンは、もう一つあります。寝かしつけです。子育ての難関のひとつですが、ルーティンは実にシンプルです。風呂上り後に、布団に行き、読み聞かせする、です。
まず、風呂上りは前述のストレッチ後に、なるべく早く布団に行きます。風呂上りは、血行が良くなり、体温が上昇、その体温が下がり、平熱に戻ろうと下がり始めるときこそ、寝付き易いチャンスタイムです。
加えて、寝かしつけの際の読み聞かせですが、必ず、読む絵本は3冊です。2冊は、娘の好きな絵本を選ばせます。図書館で借りてくる、その時のお気に入り絵本です。そして1冊は必ず同じです。
それはポプラ社の「汽車の絵本7 機関車トビーの活躍」です。もう3年程同じ本を読んでいます。2冊の絵本を読んだ後、同じ「トビーの活躍」を読んで寝る、トータル3冊本を読んだら寝る、このルーティーンが身体に浸み込んでいるようで、娘は3冊目で必ず寝ます。
早いときには、2冊目で寝ます。これは継続できるかの問題になるかもしれませんが、リズムとして身体に刻み込むことが重要かもしれません。
身体に寝る前のリズムとして組み込んでいる絵本の読み聞かせですが、文字に興味を持たせる、という狙いもあります。
基本的に我が家は、なるべく目的のないテレビやゲームから子供をさりげなく遠ざけるようにしています。そのためには代わりになる娯楽が必要です。その一つが絵本です。
当然、幼稚園で、ディズニーやらプリキュアやらキャラクターを覚えて帰ってきますが、特に好きそうなキャラクターがある場合、そのキャラクターの絵本を与えます。
すると、まだ文字が読めない段階でもジーっとイラストを見つめて、パラパラとページをめくり、やがて自分ひとりで読みたいと、ひらがなから字の勉強を、開始しました。
もちろん、こちら側からやらせたのではなく、自分からです。自ら学習したかったものだからか、知識の定着も早く、今はカタカナと、簡単な漢字に挑戦しています。
毎晩、寝る前に文字と絵を見せられ、ストーリーを聞いているうちに、文字がストーリーを表していること、その文字され読めれば、親に読んでもらわなくても、好きな時に好きな絵本が読めることを学んだことで、娘にとって文字は、「読めると楽しいもの」となったようです。
寝かしつけルーティンの側面以外にも、文字に興味を持ってもらうルーティンとしても、寝る前の読み聞かせは有効かもしれません。
我が家の子育てのルーティンを2つ紹介しましたが、いかがだったでしょうか。少しでも皆さんの子育ての参考になれば幸いです。