これまでに、いくつかの家庭教師派遣会社を経験し、個人契約での経験もあるプロ家庭教師の私が、これから家庭教師のバイト(仕事)を始めようというあなたに、おすすめの始め方を紹介します。
まず家庭教師派遣会社に登録しよう
一括して登録するサイトもありますので、そちらに登録して様々な会社を経験するのも良いでしょう。しかし、私の経験から申し上げるなら、まずは次の2社で良いと思います。
トライと学生家庭教師会です。
以下、2社の特徴を紹介しましょう。
家庭教師のトライは何といっても大手
家庭教師のトライ教師募集サイト⇒https://www.trygroup.co.jp/invite/
テレビで頻繁にCMを出しているくらいの大手企業ですから、登録家庭教師の数も契約している家庭の数もダントツに多いわけです。なので、登録しておけば仕事をもらえる確率が高くなるのは当然です。
また、指導料も最初は低く設定されていても、そのうち高めの仕事が入る可能性もあります。同じことを教えていても、営業のやり方いかんではそれが可能なんですね。
家庭教師の学参(学生家庭教師会)にはシンプルな良さがある
通称「学参」と言ってますが、正式に会社名は「学生家庭教師会」です。もちろん、社名に関係なく私のような年配の家庭教師も大勢登録しています。
ここの特徴は、一言で言えば「シンプル」なことと言えるでしょう。たとえば、指導料は中学生担当の場合一律1時間当たり1600円です。トライや他の会社と比べたらどちらかと言えば安い方になりますので、ここだけでプロでやっていくことはできません。
しかし、指導の報告や支払いなどの事務上のことがシンプルで、感じの良さで群を抜いているのではないでしょうか。
学生家庭教師会の教師募集サイト⇒https://www.g-katekyo.com/recruit/
学参は家庭教師教材に悩まなくて済む
また、「学参」の問題集が充実しているのも特長になります。生徒も家庭教師も無料で提供されるところが助かっています。とくに、受験生の場合志望校の過去問集がもらえるので大変重宝します。
家庭教師やるなら個人契約マッチングサイトにも登録すべし
トライや学参などの家庭教師派遣会社に登録しておけば、家庭教師の仕事にありつける確率は大きいことは間違いありません。
しかし、当然派遣会社の取り分というものがありますから、保護者からダイレクトで仕事がもらえるならば、その分収入は増えます。
その辺のところは、直接契約での家庭教師を探している親にとっても分かっていることなので、なるべく値切ろうとしますので、その辺の駆け引きが面倒だったり、契約に至る確率が低くなるのは仕方ないところです。
しかし、例えばこちらのようなところに登録しておいて、1件でも担当できればいいですね。
個人契約となると、事務的なことはすべて自分でしなければいけなくなりますが、派遣会社でやっていることをそのまま真似をするところから始めればいいのです。