家庭菜園は投資分を考えるとコスパどうなのかな?
初めからあれば別ですが、家庭菜園を始めようと思ったら、そのための場所と道具が必要です。場所がない場合は、菜園を借りる費用が必要ですね。
そして道具は、鍬、スコップ、シャベル、支柱、ネット、バケツ、ハサミ、じょうろ、ホース、プランターなどを用意し、長靴、手袋、帽子、エプロンなどの消耗品も計算に入れなければなりません。
そして、苗と種は当然のこととして、肥料(堆肥、石灰)と最低限の農薬も必要でしょう。もちろん、水も時間もただではありません。
こう考えると、野菜は安い時にたくさん買い、保存食や乾燥野菜を作った方がコスパ的には安上がりとも言えます。
しかし、家庭菜園を始めようというあなたは、コスパだけを考えて始めたいわけではないでしょう。体と心の健康のためにもなることを考えれば、わたしはコスパなどあまり考えることはないようにも思います。
それでも、どうせやるなら少しでもお得な方がいいはずです。以下、家庭菜園で育てるおススメ野菜をまとめましたので、紹介したいと思います。
家庭菜園でコスパ最強の野菜はこれだ!
次のような野菜は、コスパが良いと言えます。
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じゃがいも
じゃがいもは、主食にしている国もあるくらいですから、様々な料理法があり、栄養価も高い食料と言えます。ホームセンターから300円くらいの種イモを購入して春先に植えると真夏になる前に数キロ単位で収穫することができます。
上手に保存すれば、かなり長期間食べることができるのでコスパ高いといえるでしょう。
ニラ
ニラは、生命力が強くとても丈夫な野菜です。虫の被害がほとんどないため、少しくらい放置してもたくましく成長しますので、家庭菜園初心者にも育てやすいです。
追肥と水やりを繰り返しながら、年に数回の収穫が可能です。根元から切って収穫すると、何年でもまた新しく生えてくるのでコスパ抜群と言えます。
ハーブ類と薬味類はコスパ高い
これらは、育てやすいうえにスーパーなどで買うと高いのでコスパが良いといえます。シソ、バジル、ルッコラ、ローズマリー、パクチーなど。ねぎやニンニクも、育てるのはそんなに難しい野菜ではないと言えます。
夏野菜のコスパはどう?
(我が家のミニ菜園:手前はキュウリ、トマト、ナス、奥に豆類、最奥にジャガイモ)
夏は、多くの人がキュウリやトマトなどを栽培しますので、最盛期には極端な言い方をすれば、「捨てるほど」収穫できます。そのため、郊外ではかえって買った方が安いとも言えます。
しかし、夏場は毎日食べても飽きない野菜ですから、手軽に食べられるし何といっても家庭菜園で作ったものは新鮮でおいしいのでコスパ考えずに栽培するのもいいのではないでしょうか。特に、近くに食料品店がないような大都市のマンションなどの集合住宅に住む人には、ベランダなど狭いところのプランターで毎日のように収穫ができるとうれしいものです。
ミニトマトは、最もおすすめですね。小学生が授業で育てるくらいですから。ほかには、夏はピーマンやシシトウも育てやすくていいと思います。これらは、水以外は放っておいてもいいくらいです。好きな人は、ツルムラサキもいいですね。オクラも、発芽さえしてしまえばあとは難しくなく、毎日食べられるほど収穫できます。
また、毎日は食べられなくても緑のカーテンになって冷房費を節約できるという意味では、ゴーヤの苗をプランターで育てるのもコスパ高いかもしれませんね。
きゅうり、なすもいいのですが、ちょっと慣れないと難しく、失敗しやすいようです。でも、小さくても畑が作れるくらいの庭があれば苗を2つくらい買って挑戦しましょう。うまくいけば、毎日食べられるので、コスパ最強かも。
シイタケ
ホームセンターでほだ木と菌を買うことができます。食料品店できのこを買うするよりも安く手に入れることが可能です。うまくいけば、ほだ木がぼろぼろになるまで何年もシイタケが出てきます。もちろん通販でも購入できます。