いじめは、誰にでも起こりうる問題です。いじめられていると、辛い気持ちや悲しい気持ちになりますよね。
でも、いじめに負けてはいけません。いじめに勝つための方法を、一緒に考えてみましょう。
信頼できる人に相談する
いじめに遭ったら、まず信頼できる人に相談することが大切です。相談できる人は、家族や先生、友達などです。
家族や先生に相談すると、いじめの状況を把握してもらえ、適切な対処をしてもらえます。友達に相談すると、話を聞いてもらったり、一緒にいじめを無くすために考えたりしてくれます。
いじめは、一人で抱え込まずに、信頼できる誰かに相談しましょう。「信頼できる人」とは、すぐに対応してくれる人です。
すぐに満足できる対応をしてくれない場合は、行動を起こしましょう。
いじめ撃退法を提案します
以下に、私が考えたいじめに勝つ方法を提案しますので、試してみてください。
1 いじめ日記
いつ・だれが・どこで・どのようなことをしたのか記録しましょう。
そうすることによって自分の気持ちを整理できるし、冷静になることができるかもしれません。そして何よりも、相談相手に対して訴える有力な材料になるのです。
また、嫌な場面だけでなく嬉しかった場面も記録することが大切です。例えば、「友達の○○さんがなぐさめてくれた・味方してくれた」とか「そんなことしないでと言ったら止めてくれた」など記録していくと前向きな気持ちになれます。
そして、この記録を相談相手の先生や親に毎日報告するようにしましょう。しつこいくらいに報告すれば、だれだって動くざるを得なくなるものです。
2 イジメバイキンをやっつける
いじめる奴に「この子にイジメバイキンが付いた!」と怖い顔で宣言しましょう。みんなの前で大きな声で言うのです。
怖い顔で言うところが大事です。人の気持ちが分からないでいじめてくるおバカさんは、あなたがいじめられているのにガマンしてニコニコしていると「いじられてうれしいんだ」と思うかもしれないのです。
なので、いじめられてイヤなら怖い顔をして「いやだ!」「やめろ!」とはっきりとした態度をとらなければなりません。場合によっては、これだけでいじめ防止になるのです。
また、悲しそうな顔を見たくていじめる悪い奴もいるので、辛くても悲しい顔はいけません。
怖い顔をしていじめてくるみんなに対して戦闘宣言をすれば鬼(ウイルス)も退散するでしょう。実際、放っておくといじめはバイキンのようにウイルスのように他の子にうつっていってしまいます。
いじめ病を治す薬は笑顔で褒め殺し
いじめウイルスは次々と他の友達にうつっていじめ病を発病させていくので、これをやっつける必要があります。
そのための薬としてオススメは、「ほめごろし」です。いじめる子の大半は、親や先生から勉強やスポーツのことで厳しく言われてストレスを抱えています。つまり愛されていないのです。なので、ほめ言葉に弱いのです。
お追従のようなウソっぽい褒め言葉では逆効果になるかもしれないので、相手の良いところを認めて本気でほめてあげましょう。自分を褒めてくれる人に対してはなかなかいじめずらいものなのです。もちろん、ほめっ放しはダメです。あなたをいじめてくるときには、きちっと言わなければいけません。「○○してるときの・・さんは素晴らしいけど、こんなことする・・さんを見ると残念だ!」とにらみつけましょう。
3 毎朝呪文と表情の練習
いじめに負けない・いじめに勝つためには、自分の脳に「必ず勝ってみせる」という強い思いを刻み付けることが大事です。毎朝起きたら、鏡に向かって例えば「イジメに勝つ、負けない」「学校が楽しい」「○をほめる」と3回くらい唱えましょう。
また、怖い顔をすることが苦手な人は怖い顔表情を作る練習をしましょう。そして、最後に最も良い笑顔を作って儀式を終えます。
自分を大切にする
いじめに遭うと、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。でも、いじめは、あなたが悪いから起こるわけではありません。いじめは、加害者のせいなのです。
自分を大切にして、いじめに負けないようにしましょう。
死んでも解決しません
いじめられてつらい思いをすると、「いっそ死んでしまった方が楽になるんじゃないか」と思うかもしれません。
しかし、これは間違った考えです。
つらい(地獄)まま死んだらあの世でも地獄です。幸せに死んだ人だけが天国(極楽)に行けるとお釈迦様は説いています。
なので、あなたはどうしてもいじめに勝たなければなりません。
辛かったら一時は逃げてもいいけど、必ず戦って勝ちましょう。
いじめに勝つための心構え
いじめに勝つためには、心構えも大切です。
いじめは、誰にでも起こりうることだと理解しましょう。
いじめに負けてはいけないと、強く決意しましょう。
自分を大切にして、前を向いて歩き続けましょう。
いじめに遭ったら、一人で悩まずに、信頼できる人に相談しましょう。また、自分から行動して、いじめをなくすために取り組みましょう。そして、自分を大切にして、いじめに勝ちましょう。
いじめをなくすために、みんなで力を合わせましょう
いじめは、一人で解決できる問題ではありません。みんなで力を合わせることで、いじめをなくすことができます。
いじめをなくすために、できることを一緒に考えてみましょう。
いじめをなくすための取り組みに参加しましょう。
いじめを見かけたら、声をかけましょう。
いじめについて、正しい知識を身につけましょう。
みんなで力を合わせれば、いじめのない社会を実現することができます。
いじめと徹底的に戦おう
いじめをなくすために、自分から行動する
できれば、上のような方法で大人の力を借りなくても解決できればいいですね。
いじめをなくすための行動の第一歩は信頼できそうな人に相談することですが、最初に相談した人(たとえば担任の先生)が動かない場合は教頭先生・校長先生やスクールカウンセラーなどにも相談する必要があります。
学校関係の先生などは、良く言えば「忙しい」し、悪く言えば「めんどう」なので、なにかと言い訳をして問題をはぐらかすか先延ばしにするかもしれません。そうさせないために、「今週中に解決策を講じてください。」などと期限を切って動いてもらいましょう。
期限が来ても変わらない場合は、学校以外の有力な人に相談しましょう。ここからは本格的な戦いになります。
学校関係の有力な人に相談する
できれば、外部には持ち出したくないですね。学校の職員に頼れる人がいない場合は、有力な保護者に相談するという手もあります。例えばPTA会長など先生方よりも知恵も人脈もある人がいます。もし、その方の子どもがいじめ側だったとしたらより効果的かもしれません。それがきっかけでその子はいじめをやめるかもしれませんから。
もちろん、これもすぐに動いてくれない場合はいよいよ外部の力に頼ることになります。
外部の相談機関を利用する
いじめ問題をサポートするさまざまな機関があります。学校関係での人脈だけでは解決できないと判断したら、こうした機関に相談するのも良いでしょう。
例えば、このような機関があります。→https://mamoro.org/
警察や報道機関に通告する
いじめは、精神的な暴力であり差別であり、エスカレートすると肉体的にも害を及ぼし死に至らせる場合もあります。あなたに暴力に対抗できる力があれば解決になることもあるでしょうが、そうでない場合は他人の力を借りるしか身を守るすべがありません。
私的にガードマンを雇うこともアリでしょうが、迷わず警察力を利用すべきです。警察は証拠がないとなかなか動かないところがあるでしょうから、ケガをするようなことがあったら写真に撮っておきましょう。また、メールや手紙などで脅された場合も証拠として残しておきましょう。
まとめ
いじめに対しては、なるべく早い段階で対処しましょう。
すなわち、嫌な目に合ったら「いやだ」とはっきり意思表示し、戦う宣言をすることです。
あなたの身近に起こっているいじめが一日も早く解決することをお祈りします。
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