NHKあさイチで紹介のいきものクッキー専門店
NHKの番組「あさイチ」で、三重県桑名市のいきものクッキー専門店を紹介していました。
「いきものクッキー」というと、お子様用の可愛い動物クッキーをイメージしますが、このお店は専門店と言うだけあって、驚きのこだわりがあるんです。
いきものクッキーの種類は数百種!
猫やウサギの動物は当然のことながら、哺乳類に限らず鳥類50種を始め微生物まであるというからスゴイ!魚だって、例えば「トビハゼ」などという具体的な魚の名前で作っています。
そんなふうですから、お店に出ているだけで200種、全部で450種のレパートリーがあると言います。将来は2000種までは増やす計画があるそうです。
いきものクッキーを創るのはクッキーアートデザイナー
数百種のいきものクッキーを「創る」人は、kurimaroこと栗田こずえさん。ご自身を「クッキー(アート)デザイナー」と称しています。
単に機械で作るのでも手作りにとどまるのでもなく、デザインしている、アートである、という自負ですね。その証拠映像がテレビ番組で映し出されていました。
クッキーアートデザイナーのこだわり
それは、先ほどのトビハゼのクッキーの金型を作るときのVTRでした。彼女、まず水族館を訪問するんですね。水族館の飼育員に本物のトビハゼを見せてもらい、触らせてもらった上で、しかもその場で飼育員が見ている前で金型を作ってしまうのです。
そして、出来上がった金型を飼育員に評価してもらうんですね。シンプルな金型で特徴はとらえていたように思いますが、そのとき飼育員が厳しい注文を付けます。「こういうときのトビハゼは尻びれもピンと上がっています。」と。
すると、その場ですぐに調整していました。なるほど、こういうことであれば、いきものクッキーを作るときには動物園や水族館の飼育員に会いに行くというのも分かります。
もう一つこだわりがありました。トビハゼの色も本物に近くなるよう努力したり、クッキーの裏側も妥協していませんでした。
いきものクッキー専門店のクッキーや食べるのがもったいない
このようなこだわりのクッキーが売られているとあれば、お客さんはむしろ大人の生き物好きでしょうか。他県からも大勢買いに訪れたり、ネットでも売れているのもうなづけます。
それにしても、購入したお客さんはこれらのクッキーを食べているのでしょうか。もったいなくて食べられないのではと心配です。