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放送禁止用語?意外と思う感覚が大事

めくらは差別用語か?

あなたは「盲蛇に怖じず」ということわざをご存知でしょうか。

「めくらへびにおじず」と読みますが、「盲」の字の訓読み(=めくら、めしい)が消えようとしています。パソコンで「めくら」と入力しても「盲」と変換されなくなっているのです。

放送禁止用語と言われるものには何種類かありますが、その中でも今では絶対に放送されないだろうと思われるのが差別用語です。

「めくら」がその差別用語だという理由によるようです。

「めくら」を差別用語と決めた者は誰だ!?

「めくら」が差別用語で「盲」がそうでない理由は何でしょう?

漢字(中国語)が良くて和語(日本語)がいけないのでしょうか。

日本語を愛する私としては、盲目の人を表現するのに「目が暗い」人という言葉の方が素直で差別的でない響きを感じます。

少なくとも、「目を亡くす」という意味の「盲」よりも上質ではないでしょうか?

「めくら」という言葉に、差別的なものを感じたとすれば、それは言葉自身の所為ではなく、言葉に差別的な意味を付与した者に責任があるのではないでしょうか。

視覚障碍者への差別は、「めくら」を「盲人」や「「目の不自由な人」などと、言葉の言いかえをすれば済む問題ではないはずです。

また、厳しく言えば「めくら」を差別用語と決めつけた者にも、安易に言い換えだけで済ませようとしたことで、差別に加担した責任があるのではないでしょうか。

言葉の問題は、「めくら」などの差別用語に限りません。世の中、言葉でごまかそうとする人たちのいかに多いことか。

例えば「ふれあい」という言葉があります。私の経験からすれば、真の意味で心の「ふれあい」が不足している所にこの名称が使われている場合が多いのです。

美しい日本語だった差別用語

「めくら」だけでなく、「つんぼ」も「おし」も古来から我が国で長年使われてきた美しい日本語です。

語源から考えても、「つんぼ」は耳の中がツーンとした感じから来ていると思われますし、「おし」は「お節」(oという音節)から来ていると言われています。差別的な意味など元々ないのです。

繰り返しますが、差別は人間によって作られるものです。

言葉を支配するものは誰だ?!

権力を握ろうとする者、すなわち人民を支配・統治しようする者は、言葉も支配しようとします。

戦争中の国(日本であれ他国であれ)においては、これがはっきりしています。

良い例が、戦争中の日本では敵性語として英語を禁じて野球用語まで日本語に直させました。

また、現代でも中国では内蒙古やウイグルなどで中国語を強制しています。

幸い、今日の日本では電波法などの例外を除き、法によって禁止される用語などは存在せしません。あくまでも、放送禁止用語は単なる放送事業者の自主規制にすぎません。

日本語の破壊者は日本を破壊する

言葉を支配しようと企むのはナチスドイツや現代中国のような独裁国家・全体主義国家だけではありません。

現代では、いわゆる左翼(=社会主義、共産主義)やグローバリストも企んでいます。

良い例が、「アメリカファースト」を叫んで伝統的なアメリカを守ろうとしたトランプ大統領たちをTwitterなどのSNSから追放しました。

一国の大統領よりも権力を持っているということの証拠となりました。

また、身近な例では、「中共」という漢語を書こうとして「ちゅうきょう」と入力してもこの漢字には変換されません。これは、Googleと中国共産党が同じ方向を向いていることが分かる例でしょう。

同様に、日本国内にも「差別を作らない」などのだれも否定できない甘い言葉を使って、意図的に日本語を破壊しようとしている人たちがいるのです。

その目的は、日本を破壊することです。

手口は、ちょうどアメリカで「分断よりも融和を」という甘い言葉でトランプを悪者に仕立てて、結局は分断を助長し世界各地に戦争を焚きつけて軍需産業で儲けようという方向に誘導するやり方と似ています。

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〇今回の記事とは少々趣旨が違いますが、関連動画を載せておきます。

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