英検3級2次試験面接はパターンあり
1次試験合格おめでとうございます!(→まだ、1次試験前の方はこちらから)1次試験を合格する力のあるあなたは当然2次試験をパスする能力があります。
ただし、対策はしておかなければなりません。対策と言っても、毎回お決まりのパターンに沿った問題が出されますので、前もってそれさえ分かっていれば大丈夫です。
英検3級スピーキングの内容と合格点
- お決まりの挨拶と受け答え
- カードの黙読と音読
- パッセージ(文章)を見て答える。
- 絵を見て答える
- 自分のことについての質問に答える
以上、数分間で終わります。550点満点中、合格ラインが353点ですから、1次試験同様、7割弱獲得すれば合格です。
ということは、上記中1,2は満点を目指し、3~5は半分くらいできればよいのではないでしょうか。
以下、そのためのテクニックをご紹介します。
英検3級面接ポイント 受け答えは簡単!
本番の流れをシミュレートした動画をYouTube等で見ることができますので、練習しておきましょう。
名前を聞くところが、試験官によってWhat's your name please?だったり、May Ihave your name?だったりしますが、ほとんど流れと内容は同じなので、心配は無用です。
英検3級2次試験でのリ-ディングについて
挨拶して互いに自己紹介が終わると、カードを受け取ります。カードには、イラストとパッセージ(文章の一節=3文)が書かれています。
初めに、20秒間文章を黙読するように言われます。
英検3級面接での20秒の黙読の仕方
この20秒間が重要です。
文章の構成は、第1文は導入文、第2または第3文に、「,so・・」という理由と結果を示す文節のついた文が出ます。そして、もう1文が補足か結論の文になっています。
黙読のときには、特にこのsoを含む文に注意して読みます。また、難読単語をどう発音するかを決めておきます。
20秒後、音読するように言われますので、試験官に聞こえるように明瞭な発音と速さで音読します。
このとき、発音に自信のない難読単語があったとき、黙ってしまったり、口ごもったりすると減点されるでしょう。
その場合の対処法は、2通りでも3通りでも読み直せばいいのです。
英検3級面接第1問の答え方は簡単
第1問は、パッセージの「,so・・・」の前の部分を問う問題になっています。
ほとんどは「Why・・」で問います。例えば、Some people enjoy looking at the different stars, so they stay up late at night. の場合、Why do some people stay up late
at night?と、尋ねますので、Becauseのあと、soの前の節をつなげればいいのです。
すなわち、Because they enjoy looking at different stars.と。このとき、主語を代名詞に替えることができればいいのですが、難しい場合はそのままでも構いません。
たまに、Whyでなく別の疑問詞で問うこともありますが、その答えもsoを含む文の中にありますので慌てることはありません。
英検3級面接第2,3問は絵を見て答える
第2問は、絵を見て答える問題が2問出ます。ほとんどが、How manyかWhatかWhereになっています。
主語+動詞+・・の形で答えれば完璧でしょうが、数・物・場所があっていれば正解と考えていいでしょう。
問題を聞き取るときに注意すべきことは、第一に疑問詞ですが、主語にも注意を向ける必要があります。例えば、manなのかwomanなのか聞き分けましょう。
また、答えるとき正しい代名詞を使うことも練習しておきましょう。
また、次の質問でも言えることですが、何を訊かれたか分からないときは、遠慮せずにもう一度言ってもらいましょう。
Excuse me?でもPardon?でもOnce more please.でも、Speak more slowly.でもいいでしょう。
要は、黙ったり口ごもったりしないことです。
英検3級面接第4,5問はインタビュー
第4問と5問は、あなたへの個人的な質問になります。
いずれも答えやすい内容になっています。ほとんどが、ライティングで練習した内容と同じですので、今度はライティングで憶えた表現を話せるように練習しておきましょう。
質問されてから考え込んでいるようではいけません。
この場合、難しい単語でしか答えられない内容ならば、2番目に好きな簡単な単語を用意しておきましょう。
第5問は、第4問をさらに詳しく説明するか、別の類似質問になります。