計算カードの使い方次第で2年生までに算数の基礎力が確実に身につきます 

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2年生までに算数の基礎力を確実に見つける方法

算数の基礎の基礎は1年生までに身につけておきましょう。
こちらをお読みください。

計算カードは親子で効果的な使う


多くの学校では,入学時に算数セット
購入することを奨めていると思います。

セットの中には,計算カードが入ってい
ます。もしお持ちでなければ,100均
でもグーグルアプリ(無料)でも手に入
りますので,すぐにでも用意しましょう。

これをうまく使いこなせるようになれば,
計算力は大幅にアップします。

使いこなせるかどうかは,子どもの発達
段階によって差がありますので難しいと
ころです。

学校では,指導計画に従って授業を進め
ていきますので,時期が来れば授業で使
うことがなくなってきます。

そうすると,発達の早い子にとってはま
どろっこしいのでうれしいでしょうが,
遅い子は置いてけぼりとなってしまいま
すので,そこは親がカバーしてやる必要
があります。

そうでないと,中学生になっても簡単な
計算を筆算でやるようなことになってし
まいます。

算数嫌いにさせないように計算カードを使いこなすには

それは,まず数字と符号という
抽象化に慣れていることが前提条件
として重要になります。


また,記憶力が発達してきているかとい
うことも前提条件です。

子どもには発達段階に差があります。
あせらず、子どもの個性に寄り添って
進めていきましょう。

随分前から掛け算九九を2年生から学習
し始めていますが,まだ記憶力が十分で
ないために九九は3年生までに習得する
ことになっています。

実は,計算カードレベルの足し算と引き
算も九九と同じように記憶すべきものと
私は思っています。

ところが,学校では九九のように暗唱の
対象とはならないので、多くの子が簡単
な足し算引き算をいつまでたっても筆算
でするということになってしまっています。

それは、学校では1年生の時に使い込ん
だ計算カードも、2年生のある時期にな
るといつのまにか使わなくなるからです。

しかし、マスターしていない限り3年生
でも4年生でも使い続けるべきです。

無理やり「覚えなさい」などと強制した
ら低学年の子供は算数嫌いになってしま
いますが,そこは上手に誘導してあげる
べきでしょう。

抽象化に慣れる前に半具体物での操作に慣れる

目の前にのミカンの山を見て,「みかん
がいくつ」と数えたり,合わせたり,引
いたりする操作の次は,算数セットの中
数え棒やおはじきに置き換えてやって
みます。

置き換えたものを「半具体物」と言いま
す。抽象に至る前段階です。

練習プリントやテストで(半)具体物が
使えない時はどうしたらよいでしょう
か?

私は,を使わせたり,絵図に書かせた
りします。

指を使わせたがらない大人がいますが,
それは間違っていると思います。
指を使ったり,図に書いたりする必要が
なくなるまで許すべきです。

だれかに見とがめられたのか,恥かしそ
うに隠して指を使っている子もいます。

そうではなく,むしろ効率的な指の使い
方を教えてあげるべきです。

指を使った計算の段階

  1. 指を折ったり,開いたりして数える
    ことができる。
  2. 10までの足し算ができる。
  3. 10以下からの引き算ができる。
  4. 片手が5,両手が10であることを認
    識できる。

発達の遅い子は,うまく指を1本ずつ折
ったり開いたりできない場合があるので,
練習してできるまで待つべきです。

絵や図を書いて計算操作をする

指の代わりに紙に鉛筆で書いて操作する
のもいいやり方です。

例えば,「ミカン5こありました。2こ
たべたらなんこ?」という問題で,
ミカンを5個描かせます。

初めは,本物に近いように書くかもしれ
ませんが,徐々に〇だけ書けばいいんだ
と分かってくるように教えます。

そして,「引く」という操作は,消しゴ
ムで消すのではなく「/]を重ね書きした
ほうが分かりやすいことを学びます。

計算カードは(半)具体物の数と数字のマッチング後

以上のような過程をっ経た後,(半)具
体物の数と数字の対応ができるようにな
れば,計算カードを使い始めます。

この前提なしに,知恵遅れの子に何度も
何度も計算練習させている親や教師がい
るのは残念です。

障がいのない子の場合も,計算式での計
算練習の前に以上のような段階を踏むべ
きです。

そのうえで計算カードに入れば,後はス
ムーズに進んでいくのではないでしょう
か。

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計算カードの具体的な使い方

学校で計算カードを使い始めたときに、
まだ指を使おうとするかもしれませんね。
それでも、無理に止めさせることなく、
本人が必要としなくなるまで指を使わせます。

「1+5」のカードを見て,考えて(思
い出して)いるより指を見たほうが早い
うちは,使わせるべきです。

「考える」とは,この場合「イメージす
ること」です。即ち,片手と1本の指の
イメージが浮かびあがり,片手=5であ
ることを認識していれば,6と言えます。

1位数の計算をマスターする


まず、1位数の計算を完全にマスターさせます。

リングでまとめられたカードは順序良く
重なっています。例えば、「1+1」
「2+1」「3+1」・・と。

そのうち、その答えが「2,3,4、・
・」と数える順になっていることに気づ
いてきます。(なかなか気づかない子も
いますが、気づくまで待ちます。)

そのあとが本番です。

リングを取って、カードをシャッフルし
て重ねなおして練習させます。このとき
、リングでとじない方がスピードが上が
ります。

また、目先を変えて、すべてのカードを
バラバラに広げて「神経衰弱」のように
して遊ぶのもいいですね。

10の合成と分解をマスターする

次に,後の10進法と繰り上がり繰り下が
りの理解をしやすくするために,10の
合成と分解をマスターできるまで練習し
ます。

いくつといくつで10になるか,10か
ら〇引くといくつになるか瞬時に出てこ
ないと,繰り上がりも繰り下がりも辛く
なります。

計算カードには,大抵次の5種類になっ
ているはずです。

1.1位数同士の足し算
2.1位数同士の引き算
3.足すと10以上になる足し算
4.10~19からの引き算
5.かけ算九九

記憶力がついてきて,上記1,2がスム
ーズになると、3つの数字がワンセット
で頭に入ってくるようになるはずです。

たとえば、1+5=6、5+1=6、
6-1=5、6-5=1をマスターできれば、
「1・5・6」はワンセットで頭に浮か
ぶようになるということです。

また,計算カードを使いながら、「+1
は次の数」とか、「1+5」=「5+1」な
どの交換法則に気づかせたりすることも大切です。

子どもは,大人が思いもよらないような
方法で計算操作をしている場合がありま
す。時計を見ながら計算・・などと言う
子もいます。

独自の計算方法を認めながらも、よりシ
ンプルな方法の良さに気づかせていくこ
とが大切です。

上記の例のように,計算カードを用いな
がら10以下の計算の練習を徹底して練習
します。1枚のカードを見たら(考える
ことなく)瞬時に正答が言えるように
ったら,マスターです。

計算カード程度の計算は暗記させたい

3,4のカードでは,指を使うわけにい
かなくなります。瞬時に答えが出ない場
合は,答えが10以上になる過程を再現し
て見せなければなりません。

例えば,「4+7」の場合,
「4+6が10だから7のうち6を4と合
わせ10。残りは1だから11だね。」
などと,「4・7・11」をセットで記憶
できるまではその方法も仕方ありません。

しかし,諦めずに,上記5種類の計算
カードの範囲の計算程度は暗記させたい
ですね。(遅くとも小学校卒業までに!)

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