宇都宮・熱海間のグリーン車がお得!
快速アクティーは、東海道線の熱海ー東京間を走る快速列車ですが、上野東京ラインに乗り入れしているので、熱海ー宇都宮間を乗り換えなしで利用できます。
それだけならどうということもないのですが、この普通列車にグリーン車が付いていて、これがリーズナブルで快適なのです。
ところで、ダイヤ改正により快速アクティは夜間のみとなりましたので、厳密には昼間の藤沢ー小田原間は各駅となるので「アクティー」とは呼びませんが、この記事では「アクティー」を「宇都宮ー熱海間のグリーン車付き列車」と読み替えてお読みいただければと思います。
快速アクティーで熱海ー宇都宮間を快適
に乗る!
お急ぎの場合は、東海道新幹線と東北新幹線を乗り継げばいいのですが、1時間半くらい増える時間を気にしなければ、乗り換えなしでしかも新幹線よりもはるかに安いグーン料金での乗れるのが気分いいのです。
具体的に言えば、
新幹線ですと時間は2時間弱、料金は自由席で¥8010、グリーン車で¥17,770(乗車券\3740+グリーン¥14,030)
快速アクティーの場合、時間は約3時間半で、料金は、自由席なら当然¥3740だけですが、グリーン券が¥1260と格安です。なので、計5000円ですね。
快速アクティーのグリーン料金は新幹線
よりお得!
新幹線の場合、早いけれども東海道と東北の二つを利用しますので、それぞれに6500円程度かかりますが、アクティーの場合、乗り換えなしですから、1260円だけのでグリーン料金だけで見ると十分の一ということになります。
ということで、新幹線のメリットはただ速いというだけで、速さを別にすればお値段はもちろん、乗り換えなしのストレスフリーという点で勝っています。
さらに、グリーンの2階に乗れば、混雑する各駅在来線のホームを見下ろしながら走る気分はかなり快適です。
快速アクティーのグリーン車 賢い買い
方・乗り方
(コロナの影響もあり、ガラガラのアクティ―グリーン車内)
ところで、わたしは失敗したことがあります。
かつて快速アクティーのグリーン車に味をしめて、再び利用しようと、乗車前にグリーン券を購入してから乗り込みました。
その日は満席でどの車両も立っている人がいっぱいでした。これは、やはりグリーン券を買っておいてよかったと思いながらグリーン車に急ぎました。
するとどうでしょう。グリーン車もいっぱいではないですか。
でも、私は「指定券」を持っているんだから必ず座れると思っていたのが間違いでした。座れるところは一席もなかったのです。
こんなことあるのか!見ると、座席のランプは緑でなく赤の席もいくつもあります。すなわち、彼らはグリーン券を買わずに着席しているのです。
そうです。アクティーのグリーン券は座席指定ではなかったのです。
結局グリーン券を事前購入したのに座れませんでした。このことを、回ってきた車掌に伝えるとすんなり払い戻しをしてくれましたが、不快な気分のまま自由席に移動しまた。
快速アクティーのグリーン券は着席後買
う!?
グリーン車の乗り込むと、車内放送があって、車内で購入すると割高になりますとわざわざ教えていますが、これはクレームつける人がいるからでしょう。
熱海-宇都宮間のグリーン券は事前に買うと1000円なので260円のお得になります。
しかし、わたしは例の経験があってからは車内で買うことにしています。まず、座席を確保することが先決と思うようになったからです。
回ってきた車掌に現金を渡せば、領収書兼チケットが渡され、しばらくして座席のランプを緑に変えてくれます。
空いていることが分かっている場合や、時間に余裕がある場合は、事前に購入しておくこともよいでしょうが、そうでなければまず座席を確保しましょう。
快速アクティーの時刻表
ところで、快速アクティーには宇都宮行きと小金井行きがありますので、小金井より先に行く場合は気を付けましょう。小金井で乗り換えていたのでは快適さが半減してしいますから。(熱海駅時刻表)
宇都宮発の時刻表はこちらです。熱海行き(上野東京ライン)と逗子行き(湘南新宿ライン・快速ラビット)にグリーン車が付いています。