TV番組「駅ピアノ」を見ていると、結構「大人になってから独学でピアノを勉強して、好きな曲を弾けるようになった」という話を聞きます。
私も、安い電子ピアノを購入して先日は孫の誕生日にHappy Birthdayを弾きながらみんなで歌いました。いつか私も駅ピアノで好きな曲が弾けるようになるのが夢になりました。
この記事では、そんな私の体験も含め電子ピアノ製品について書いてみました。
電子ピアノの種類と選び方
電子ピアノには、大きく分けて3つの種類があります。
フルデジタルピアノ:アコースティックピアノの音色やタッチを忠実に再現したモデルです。
ハイブリッドピアノ:鍵盤に木材を採用し、アコースティックピアノのような弾き心地を実現したモデルです。
ポータブルピアノ:コンパクトで持ち運びに便利なモデルです。
電子ピアノを選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。
音質:アコースティックピアノに近い音質のモデルを選びましょう。
鍵盤:木製鍵盤を採用したモデルは、アコースティックピアノに近い弾き心地を実現します。
機能:録音機能やメトロノーム機能など、便利な機能が搭載されているモデルを選びましょう。
価格:予算に合ったモデルを選びましょう。
初心者におすすめの電子ピアノ
初心者におすすめの電子ピアノは、以下の通りです。
KAWAI CA49
ハイブリッドピアノの人気モデルです。木製鍵盤を採用し、アコースティックピアノのような弾き心地を実現しています。
KAWAI CA49のデメリット
本体重量が約30kgと重いため、持ち運びに不便です。
音源にモデリング音源を採用しているため、音質面ではフルデジタルピアノに劣ります。
CASIO PX-S1100
ポータブルピアノの人気モデルです。コンパクトで持ち運びに便利ながら、本格的な演奏が楽しめます。
CASIO PX-S1100のデメリット
鍵盤が非木製のため、弾き心地はフルデジタルピアノに劣ります。
音源にPCM音源を採用しているため、音質面ではフルデジタルピアノやハイブリッドピアノに劣ります。
1万円の電子ピアノってどうなの?
ところで、私は「夢グループ」のコマーシャルに載せられて1万円の電子ピアノを購入しました。
「ガイド機能付きの電子ピアノを販売しています。鍵盤が光るので、なぞって弾くことができます。」という謳い文句で買いました。
確かにその通りなのですが、初心者にはちょっと速すぎてなぞりは不可能です。まあ、その他の機能を含め全体的にお値段相応の商品とは言えます。
電子ピアノ初心者の友人が持つ2台も参考になります
カシオの電子キーボードSA-76
私の友人が現在使っている楽器は、カシオの電子キーボードSA-76で、鍵盤は44鍵あります。このキーボードは非常にコンパクトで、彼が心から欲しかったものです。価格も約6,000円で手に入り、電源コードも1,000円程度で購入でき、全て揃えても7,000円台で済みます。
さらに、このキーボードに合わせて、サードパーティー製の袋や入れ物を送料込みで約2,000円で手に入れました。但し、現在は少々値上がりしています。
↓
ヤマハのPSR-E360ME
一方で、彼が最初に心惹かれたのはヤマハのPSR-E360MEで、61鍵のメープル色(茶色系統)のキーボードです。これも今でも大変気に入っているようですが、重たくて場所も取るため、家で使う機会は全くありません。このヤマハの電子ピアノは一万六千円台で、ケースや袋が三千円ちょっとで手に入りました。
ただし、ヤマハの電子ピアノはキータッチレスポンスがあり、微妙なキーの打鍵に反応してくれます。また、左手右手それぞれの指の練習が可能で、練習曲数も決まっています。初心者にとっては喜ばれる機能が備わったモデルです。
中級者におすすめの電子ピアノ
中級者におすすめの電子ピアノは、以下の通りです。
Roland FP-90X
フルデジタルピアノのハイエンドモデルです。アコースティックピアノに匹敵する音質とタッチを実現しています。
Roland FP-90Xのデメリット
本体重量が約40kgと重いため、持ち運びに不便です。
価格が高いため、予算が限られている方には不向きです。
KAWAI CA99
ハイブリッドピアノのフラッグシップモデルです。木製鍵盤を採用し、アコースティックピアノのような弾き心地を実現しています。
KAWAI CA99のデメリット
本体重量が約35kgと重いため、持ち運びに不便です。
価格が高いため、予算が限られている方には不向きです。
上級者におすすめの電子ピアノ
上級者におすすめの電子ピアノは、以下の通りです。
KAWAI MP11SE
ハイブリッドピアノのフラッグシップモデルです。木製鍵盤を採用し、アコースティックピアノのような弾き心地を実現しています。
KAWAI MP11SEのデメリット
本体重量が約40kgと重いため、持ち運びに不便です。
価格が高いため、予算が限られている方には不向きです。