父の日に プレゼントについて考える

人間関係
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父の日に プレゼントについて考える


年のせいか(これこのごろ口
癖)、人から何かをいただくこ
とが以前よりうれしくなりまし
た。

有り難い」という気持ちが
自然にわきあがってきます。

ちょっと前までは、中味によっ
て不満に思ったりしていました
が、今はただただ「有り難い」
と思うようになりました。

「ありがとう」などという言葉
は,恥ずかしくてあまり言わな
かったように記憶していますが、
このごろ自然に出てきます。

そう言えば、亡き父も晩年乱発
していました。

ぶっきらぼうな言い方でしたが、
心底から出た言葉と今では思い
ます。

95歳で健在の母も発する言葉
の半分以上は,「ありがとう」
です。

 


プレゼントの意味


わたし、若い頃は「プレゼン
ト」を嫌っていました。
それは、多分に父親の影響があ
ると思います。

父からすれば、プレゼント=賄
賂というふうに捉えていました。

同僚が自分よりさっさと昇進す
るのは、付け届けをまめにして
いるからと考えているのが、
子どもながら両親の話からわか
りました。

良く言えば「正義感」「プライ
ド」なのでしょうが、そういう
人付き合いの悪い家庭に育った
私でした。

プレゼントについての指導

忸怩たる思いと言うか、今にな
って後悔していることがありま
す。

それは、小学校教師になって数
年経った頃でしょうか、中学年
の子どもへの生徒指導について
です。

わたしは子どもたちに対しお金
や物の扱いについて次のように
指導していました。

1.親に無断で自分の小遣いの
お金を友達とやりとししたり、
貸し借りをしたりしないこと。
2.友達におごったりおごられ
たりしないこと。

これは、「貸したのに返さな
い」とか、「中学生が貸してと
いうから貸した」というような
金銭トラブルの経験からそのよ
うに指導していました。

ある日、4年生の学級で孤立気
味のある女の子のことがほかの
女子たちから耳に入りました。

彼女はかなりの額の小遣いを駄
菓子屋で購入し、ちょくちょく
それを何人かの友達に配ってい
るという話でした。

それを聞いて、
さっそく上の2つの指導を学級
の皆にしました。

金や物で人間関係をつなぐので
はなく違うやり方で友達を作っ
てほしいというのが私の願いで
した。

「忸怩たる思い」というわけは、
わたしはその女の子の気持にど
れだけ寄り添っていただろうか
と後悔するからです。

今になって思えば、
彼女にとって見れば、そうする
ことが彼女にできる精一杯の友
達作りの努力だったのでしょう。

 


人はなぜプレゼントをするか


なにかにつけてプレゼントのや
りとリをしたがる女性一般の習
性ともいうべきものにも,当時
は嫌悪感に近いものを感じてい
ました。

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それが、この頃になってようや
く,それが女性特有の気配りだ
と思えるようになりました。

また、
尊敬すべき歴史上の偉人たちも,
大胆で鷹揚に見えていても細か
い気配りを欠かさなかったこと
を学んだりもしました。

最近は、プレゼントとなるお金
や物には「愛」や「想い」が
籠もっているとまで考えること
ができるようになりました。

その延長で、
お金や物を稼いだり、節約して
蓄えたりすることを頭からバカ
にしたり悪いことのように言う
人に対して,違和感さえ感じる
ようになりました。

お金を稼ぎ蓄えることのできる
人は、それに比例して愛や想い
を人に差し向ける能力・資格の
ある人です。

例え「貧女の一燈」でもプレゼ
ントには違いないのです。

所詮、
手に何も持たなければ、何かを
持って差し出さなければ
「供養」にはならないのです。

 


父の日プレゼント



さて、去年の父の日には
福島の息子からポロシャツが
送られてきました。

サイズはぴったりしすぎて少
々不満味ですが、
色が気に入りました。

同居の息子からは夕食のおか
ずのプレゼントでした。

日頃私が「おいしいもつ焼きか
ホルモンをたべたい。」
と言っていたので、
「お店には連れていけないけ
ど・・」と言って
近所のスーパーで買ってきてく
れていました。

収入状況がイマイチなので、
その気持ちが大変嬉しく、あり
がたく思いました。

それに添えて、
家内が「レバーは置いてなかっ
たので・・」
ということで、鶏レバーとじゃ
がいもの煮物を作ってくれまし
た。

こういうとき、
「まだまだ愛されているんだ
な。」
と感じる次第であります。

本当は、
同居の家族とは外食がしたいの
ですが、
我が家の近所にはおいしいお店
がありません。

というか、ここに引っ越して数
年経つのですが、
今だにおいしいお店を開発する
ことができていないのです。

特に私の好物である中華やもつ
料理系がないのです。

ときどき、
「あそこがいいよ。」と紹介さ
れて行ってみるのですが、
その方との好みの違いでしょう
か、がっかりすることが多いの
です。

先日など、従兄弟から、
「職場の近くに最近洒落た中華
料理店ができたよ。」
と聞いたものだから、早速ラン
チで行ってみました。

概ね満足できる内容でしたが、
その日のランチメニューの中に
カレーで味付けした海鮮料理が
含まれていました。

もう、これだけでリピートする
気持ちが萎えてしまいました。

値段が安ければまた言ってもい
いかなという程度のお店でした。

さすがに、
高い金を払ってディナーにも行
ってみようという気にはなれま
せんでした。

常々息子と話していることは、
「かあさんの料理よりもうまく
ないと外食する気になれない
ね。」
ということです。

懲りずに近所のおいしいお店を
探し続けたいとは思います
が・・。

 

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