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中学生のおすすめ英語勉強法

プロ家庭教師が薦める中学生の英語勉強法

「英語勉強法」で検索しても,塾や大手カテキョウサイトのCMばかり目立ってなかなか本当に知りたい情報までたどり着けないのが現状です。

このサイトでは,私の約10年の家庭教師経験からオススメする中学生の英語勉強法を紹介したいと思います。

学校の授業を最大限活用する

最大のポイントは,学校の授業です。

まず,授業が面白くなれば半分以上は成功です。しかし,そううまくいく場合ばかりではありません。授業がつまらない,先生が嫌い,ひどい場合は授業が成立していない(崩壊してる)などと言う場合もあることは覚悟しておかねばなりません。

しかし,たとえどんな授業であろうと,50分(週150分)の貴重な時間は平等に経過します。

この学校での50分を活用するかどうかでかなりの差が出てきます。塾に行くかどうかで決まる以前の話です。

中学生(特に男子)は,肉体的に著しい生長の時期に当たっている上,部活等で毎日くたくたで帰宅しますので,家での効率の上がる勉強は期待しないほうが良いでしょう。

黙っていれば,帰宅して夕食を食べ,入浴したら即爆睡ということになりがちなのです。

なので,学校でどう50分を使うかがカギとなるのです。

私は,子どもたちに次のような態度で英語の授業時間を過ごすよう提案しています。

1.教科書の英文を音読できるようにする。
2.教科書の英文の意味が分かるようにする。
3.教科書の英文を暗唱する。
4.教科書の英文を書けるようにする。

この4つを授業の50分のうちにやってしまうくらいの集中力が欲しいものです。

しかし,現実にはなかなか難しいところがあるので,最低限,家に帰って復習できる準備をしておく必要はあります。

そのために,自分が1回で読めなかった単語にはカナを振っておく,新出の単語や忘れていた単語にはその意味もメモしておく。

授業の合間(先生の指示する活動からフリーな時間)を利用して,進んで自学自習をする。この作業は,中上位の生徒向けかもしれませんが,書きながら英文(英単語)を暗記することができるといいですね。

眠くても毎日の自学を欠かすな


さて,最近の中学校では宿題を出す先生が多いようです。宿題の中心は大抵は自学です。

これが,宿題と言われなくてもできるようになれば,学習塾や家庭教師は不必要とも言えます。しかし,現実は宿題だからこそ何とか少しでもやるというのが普通の生徒のようです。

小学校と違って,学級担任の先生と接触する時間は短いので,余程熱心な先生でない限り宿題にはするものの,自学のやり方を教えたり,自学ノートを丁寧にチェックしてくれることはあまりないかもしれません。

そのため,自学をほとんどやらないまま受験勉強の時期に入ってしまったという子も多いのです。

大事なことは,必ず毎日の自学の習慣を身につけさせることです。中学生はくたくたで帰ってきますから,帰宅すれば一息入れたいのは自然な成り行きとも言えます。

ましてや,両親とも働いていて一人となれば,おやつやゲームなどの誘惑に勝つことはかなり困難と思います。

しかし,親の管理(監視)の下でも毎日の自学は何とかやらせるようにしましょう。ここが,親の知恵の働かせどころとも言えます。

その役を塾か家庭教師に任せることもできるかもしれませんが,あまり期待しないほうが良いでしょう。

何らかの形で親の工夫で習慣づけるべきです。

たとえば,
子どもが帰宅する時間までには自分も帰宅できる仕事できるなら,夕食までの時間を自学タイムとすることができます。

この場合,できれば自分の部屋では勉強させずに親がいるところ(リビングなど)でやらせるべきです。

なぜなら,ひとりになるとやはり違うことをしてしまいがちだからです。そして,親と一緒ならば英文の読み方や意味を教えることができるからです。また,その日の出来事を聞いたり親子の触れ合いの時間ともすることができます。

もし,子どもの帰宅時間に親がいない場合は夕食後や就寝前など節目の時間帯に親の管理下で自学タイムを確保すべきです。

親の管理下とは,ひとつは子どもに自学のことを思い出させるということ,そして自学ノートをチェックして評価する(1行でもやればほめる等)ということです。もちろん,親に促されなくても始まれば,大いにほめてノートをチエックする必要もないかもしれません。

英語自学のやり方


さて,自学のやり方についてお伝えします。

自学は,基本その日にやった授業の復習をします。どの学校でも,1日5教科のうちに2~4時間程度の授業があります。なので,自学の時間に1時間取れるとすれば,1教科15分から30分程度の勉強をすることができます。

初めは5分でもいい,1行でもいいのです。とにかく,毎日やることが肝心なのです。そして,ノートに足跡を残すことが大事です。日付と教科を書いてから1行でも書きます。

英語の場合,読むことでほとんど時間がとられてしまうかもしれませんが,1文でも書かせましょう。

英語は文で覚えさせます。wantが「ほしい」makeが「つくる」と覚えさせるだけでなく,I want to make you happy.を「あなたを幸せにしたい。」も覚えさせることがより効果的と言えます。

そして文を書いて覚える際,極端な場合,Iを見て書き,wを見て書き・・と1字ごと視写する子がいます。それでは,憶えられないだけでなくとんでもない時間がかかってしまいます。

最低でも1単語ずつ,できれば1文丸ごと暗記してから書くのが効果的です。この分の場合なら,I want toとmake you happyの2つに分けても良いでしょうが,少々長くても1文丸ごとに挑戦させる意義は大きいと思います。

一回で書けたらそれこそすごい自信につながるでしょうが,むしろ1度間違えたほうが勉強になります。

例えば,I want make you happy.と書いてしまったら,赤字でtoを挿入します。そして,もう一度見ないで書きます。

こうして,見ないで(暗記して)1文かけるまで繰り返します。これを1日1,2文できれば上出来と思います。

この作業の代わりに,ワークブックの問題を解いてみるのもOKです。この場合も,間違えた個所を消しゴムで消して直さずに,赤字で直します。そして,赤字が入った文全体をノートに書いてみます。もちろん,見ないで正しく書けるまで。

もちろん,英語テスト満点を目指す子は,1文どころか教科書の英文英単語の隅々まで一つ残さず憶えてしまうまで書くべきですし,その上ワークの勉強も完璧にこなすべきです。

毎日15分NHKラジオでリスニングを鍛えよ

さて,最近の中学生は小学校時代の英語学習のお陰で書くことは苦手でも聞くことの力が結構あります。

それにしても,小学校英語と中学英語とではレベルが違うのは当然です。学校でのALTとの授業や授業中のCDだけでは十分とは言えません。

そこで,提案したいのがNHKラジオの基礎英語です。毎日朝と夜に15分の放送があります。これを毎日聞くことをお奨めします。聞き流す程度でも力が付きます。495円でテキストを購入できますが,テキストなしでも勉強になります。

「小学生の基礎英語」は,小学生か中1向け。「中学生の基礎英語レベル1」は,中1以上向け。「中学生の基礎英語レベル2」は,中2以上向け。「中高生の基礎英語in English」は,中3以上向け。

と言えます。

英検3級合格は難しくない

英語が好きになったら英検を目指すのは今や普通の現象となりました。

目安として,英検3級は中学校卒業程度と言います。確かに文法は中学校卒業程度ですが,そんなに英語が得意でもない中3の子が中3の6月の試験に受けて結構合格しますので,中学校時代の3級取得に挑戦させることも難しいことではありません。

3級を目指す子は「中学生の基礎英語レベル2」で十分ですが、できれば「中高生の基礎英語in English」も聞かせたいですね。高校で学習する単語や文法も出てきますので,準2級を目指す高校生のリスナーも多いようです。

無料翻訳アプリを活用しよう

大人でも使う人は使っている無料翻訳アプリは便利です。

ただし,スマホかパソコンがメンタル面でも技術面でも使いこなせることが前提です。基本的に中学生の段階では,これらの機器は自由に持たせるべきではないと思います。

平日は親が預かり,土日は自由に使わせるというのが分かりやすい使わせ方です。ゲームなど平日の短い時間制限などむしろストレスがたまるだけです。

譲歩したとしても,自学が終わった後なら平日でもOKとしましょうか。でも,その場合睡眠不足になりそうですね。やはり,平日禁止,土日やり放題の方がすっきりしませんか?

話がそれましたが,オススメのアプリを下に書いておきます。

・Google 翻訳
VoiceTra

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