子連れ外出の穴場 とちぎわんぱく公園
休日に子どもを遊びに連れ出そうと思うとき,首都圏では無料はほとんどあり得ない話です。
また,せっかく有料の施設に行こうと決断していざ出発しても,たどり着くまでに渋滞だったり,現地に着いてからも混雑で存分に楽しめずに疲れて帰ってくる
などと言うことが多いのが現実です。
その点,とちぎわんぱく公園は首都圏からは少し足を延ばすだけで十分満足できるお出かけスポットとなっています。
子どもにとっては,お金をかけることが=楽しいということではありません。思う存分走り回って,ゲームなど忘れてしまうくらいの遊びを満喫できればいい
のです。
アクセス便利で混雑なしの無料公園
は,大人も大満足!
とちぎわんぱく公園のメリットは,同行する大人にとっても満足できるというところにあります。
その第1の理由は,アクセスが便利ということです。電車なら東武宇都宮線の駅からタクシーを使う必要がありますが,車なら北関東道壬生インターから2,3分
のところにあります。
もし空いていれば,公園に隣接する北関のSA「みぶハイウェイパーク」に駐車して,そのまま徒歩で外に出れば,向かい公園になっています。(メインの施設ま
では公園内を5分以上歩く必要があります。)
広大な敷地と収容無限の駐車場
公園内には収容台数が無限とも思われるほど何か所も駐車場があります。
公園の公式サイトで調べると約1500台分のスペースです。これには,隣接する壬生町の運動公園とSAの駐車場は含まれていませんから,それらを含めるとさらに数百台以上は余裕があると思われます。
なので,ここに来るときには駐車場の心配が全くないと思っていいのです
また,公園内の敷地が広大なので,ほとんど混雑というものを感じることがありません。
シーズンの人気スポット(例えば,水遊び場等)が混み合うということはもちろんありますが,その場合も別のスポットに移動すればいいだけの話です。
もちろん,駐車場もほとんどの施設も無料です。「ふしぎの船」は有料ですが,子ども¥120と無料同然の安価です。
園内中央部に食事のできるところがありますが,お弁当持参で訪れる家族連れが目立ちます。
慣れた家族連れ利用者は,ワゴン車にテントなどを積んで来場し,一日ゆっくり広大な芝生と木立の間で過ごす姿を多く見かけます。
春と秋は遠足の目的地
このようなところですから,春と秋の平日には多くの保育園,幼稚園,小学校などで遠足の目的地として利用しています。多い時には数校が同時に利用することもありますが,それでも混雑を感じません。
園内の広大な緑の広場近辺には,遊具もありますので,引率した大人は半分は一緒に遊び,残りの者は談笑か昼寝をしていることもできます。
春はお花見も混雑なしで楽しめます。また,桜に限らず年間通して様々な花を楽しむことができるように職員やボランティアが園内の手入れをしています。
雨天でも利用できるのが利点です。雨天の場合は,公園内ですが厳密には壬生町の施設である「おもちゃ博物館」(有料)の中に広いスペースがあるので,そちらで昼食をとることができるのです。
夏は木陰と水遊び,そして花火大会
もちろん,夏も多くの利用者がいます。春のお花見のときも桜の木の下でテントを張る人もいますが,夏に水辺や木陰でテントを張る人のなんと多いことでしょう。
いい場所を選ぼうとしたら早く行く必要があるかもしれませんが,遅いからと言って場所がなくなることはないでしょう。ただし,真夏の人気水遊びスポットは競争が激しいようです。小さな子をチャプチャプ遊ばせながら,その目の前にテントが張れるのですから。先着約10張くらいの権利のようです。
そして,夏の終わりころの花火大会は圧巻です。これは,子供向きというよりは若者向きかもしれません。
夜の公園は入れませんから,わんぱく公園の花火大会ではありません。隣接する壬生町の施設内で行われる花火大会です。
なので,若干使えない駐車場もありますが,まず駐車の心配はありません。(念のため事前に調べておきましょう。)もちろん,東武線のおもちゃのまち駅等
からのシャトルバスが用意されています。
冬でも利用できる公園
さすがに,晩冬から冬にかけての利用者は減りますが,関東の冬は昼暖かなので相変わらず散歩や子供との遊びで利用する人が絶えません。
私は,一年中月に2,3回くらい,すなわち季節の変化があるたびに散歩に出かけています。
整備された花々や木々の美しさを楽しみながら1時間近く歩きます。園内に落ちている栗や銀杏を拾うこともあります。
これまで,小さな子どもたちや孫たちを何度も遊びに連れて行きました。