「君の膵臓をたべたい」の感想―タイトルに導かれて
(写真:YouTubeより引用)
奇妙なタイトルゆえにいつかは見たいと思っていました。
奇妙とはいえタイトルから内容のおよその想像はついていました。
本物の恋に陥った人間ならば思い当たることのある人は結構いるのではないでしょうか。
すなわち、本当に好きになってしまうと欲望の行きつくところがどこか「食欲」を連想さ
せる感覚を経験することがあるのです。
なので、相手の臓物を食べたいということは、相手と「ひとつになりたい」という同化と
いうか同一化への欲求の現れと言えると思います。
ところで、膵臓とはどんな器官なのでしょうか。近年、それが内蔵の奥の方にあることか
ら病巣が発見しにくいことから膵臓がんで命を落とす人が多いと聞きます。
膵臓のおもな働きは、膵液とインスリンを分泌することにあります。この内臓の働き自体
が作品のタイトルや主題に深くかかわっているかどうかは分かりません。膵臓が選ばれた
わけは、おそらくモデルとなった人の関係か、単に治りにくいガンの象徴として取り上げ
たのではないでしょうか。
「君の膵臓をたべたい」の評価?それは浜辺の魅力に尽きる!
君の膵臓をたべたい名シーン pic.twitter.com/8WmHjWAKla
— 長濱ねる浜辺美波大原櫻子 (@Nerudaisukidayo) August 19, 2018
映画は予想通り「こういう映画を作れば売れるだろうな」という内容というのが第一印象
でした。ストーリーと言い、キャストと言い、背景と言い、それが言えると思います。タ
イトル以上に、映画を見続ける原動力はありませんでしたので、プロローグから先に進む
まで2,3回見るのをやめたほどですから。
やはり、お金をかけて映画館やDVDで見るなどとしなかったことは正解だったかなと思い
ました。
しかし、観ていくうちにはまっていったわけは、主演女優の浜辺美波の魅力にありました。
映画を見るまでは、タイトルにしか興味なかったので主役が浜辺だということさえ知りま
せんでした。浜辺については、テレビにたまに出てくるちょっと美人のお嬢さんタレント
という認識でした。
それが、俳優って監督や演出家によってこんなにも魅力が引き出されるものなんだと改め
て思い知らされたわけです。まあ、浜辺に限ったことではありませんが、営業上の理由と
は言え、テレビやYouTubuなどでつまらない役をやらされているのは、逆に可哀想にも思
えてきました。
浜辺は、あくまでも女優としての道を貫き・究めたいという意向のようですから、キミス
イを観たからには、たとえつまらない番組でも彼女を見る目が変わることは間違いなさそ
うですね。
浜辺美波の魅力を知ったのはhulu無料お試し登録のおかげ!
わざわざ映画館まで足を運んで、お金と時間を使った挙句「つまらなかった」では
後悔してしまいます。
そこで、わたしは今回長期の休暇で家にいる時間が多くなったこともあり、久しぶりに映
画でもみようかという気持ちになりました。
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てみるのもいいかもしれませんね。
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