カレーは加齢臭の元?それとも消す食べ物?
どうも発音が同じなので混乱が起きているようです。
「加齢臭」を「カレー臭」と聞き間違えて、加齢臭ってカレーのにおいと思い込んだり、カレーを食べ過ぎるとカレーのにおいのような加齢臭がすると思い込む人がいるようですね。
加齢臭の元はノネナール
そもそも、加齢臭は食生活や生活習慣の乱れから体内で活性酸素が増えてノネナールと言う物質に変化することによって発生するといわれています。
加齢臭を消す抗酸化食品
なので、加齢臭を消すには抗酸化食品を摂取するのが良いということになります。
抗酸化食品に含まれる有効成分として、ビタミンC・E、ポリフェノール、ベータカロテン、カテキン、イソフラボンなどよく聞く成分がありますが、これらを含む食品を取ればいいわけです。
例えば、胡麻、大豆などの野菜、納豆、海藻、ヨーグルトなどそれに当たりますが、実はダジャレではないけどカレーを始めとするインド料理にも抗酸化食品が含まれているんです。
以下にまとめますね。
抗酸化食品を含むカレー・インド料理の効能
先日、知人の誘いもありしばらくぶりにインド料理店に行きました。
私が昔行ったことのあるインド料理店のイメージは「高級料理店」でしたが、最近は、あちこちにインド人経営のお店ができているようですね。
その日は忙しさもあって、少々疲れていましたが、帰宅して感じたことは意外と疲れが解消してるような感じでした。
カレーを食べたせいかなと思い、あらためてカレーの効用について確認してみました。
すると、食欲増進、消化の促進、そして、鬱・筋肉疲労の解消等ぴったり当てはまるではないですか!
あらためてカレーの効用を見直した次第です。
加齢臭にはカレー!?
聞き捨てならないダジャレです。
でも、カレーには欠かせないターメリック(=ウコン)には、肌の殺菌・浄化作用があるというから本当のことのようです。
そして、生姜や唐辛子には抗菌作用があります。
ターメリックの効能・まとめ
ターメリックには抗酸化作用のあるポリフェノールの一種であるクルクミンが含まれます。クルクミンには次のような効果があります。
1.生活習慣病の予防
コレステロール値を下げ、高血圧を改善し、免疫機能を向上させる働きがあり、動脈硬化、糖尿病、脳卒中肝疾患、心筋梗塞、心不全、心肥大、腎疾患、糖尿病、動脈硬化、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の予防になる。
2.二日酔対策
肝機能向上効果と胆汁分泌促進効果があるので、二日酔対策になるということは、ウコンとしての効能でよく知られています。
3.アンチエイジング効果
クルクミンの持つ抗酸化作用には、老化の原因となる活性酵素を抑制するがあり、免疫機能が改善され、より若々しくします。
4.インドカレーは便秘にも効く
ウコンには他にも、腸内環境を整えてくれる働きなどもあります。食物繊維も豊富なため、便秘の改善や免疫力の向上にも効果的となります。便秘を改善するということは、当然美容効果もあるということですね。
5.がん予防
「クルクミン」は腸管をとおる時、化学反応して、血中で強い抗酸化作用を示し、発ガン物質を二割撃退できたという報告があります。
6.その他、、アルツハイマー病予防、アレルギー、感染症等にも効果があると言われています。
ターメリック以外の効能
インドカレーの特徴はそのスパイスの種類の多いことにあります。ターメリック以外に次のようなスパイスが有名です。
1.コリアンダー
コリアンダーの葉は有名なパクチー。美肌と便秘改善(消化促進と腸のガス排出)で女性に人気。
2.カルダモン
スパイの女王。上品な香り。口臭防止。呼吸器を整える。
3.クローブ
歯の痛みを止める効果。歯医者で嗅いだことがある香り。
4.クミン
食欲増進と消化の促進、腹痛や胃痛の緩和などに効果
ところで、カレーは朝食べるのが効果的だそうです。
カレーによって増える血流量は全体の2~4%にのぼり、消化器官の働きが活発で味覚も敏感な朝に食べることで、さらにより多くの効果が期待できるようですよ。